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山本草二先生が亡くなられた。 国際法の大家である。 私は二十歳頃にこの先生の講義を聴いて、感銘を受けた。 正確なところは忘れてしまったけど、およそこんな話だった。 曰く、「国際法という学問の目的は何か?それは、世界中の国々の法律を統一することではない。世界中には異なる歴史、価値観、風俗、宗教を持った文化、民族が存在する。その異質なもの同士がお互いを異質なものとしてそのまま受けとめた上で、相互に受容できる普遍的(universal)なルールを見出していく。それが国際法の目指すところです。」 この話を聴いた時から今に至るまで、自分が他人と接する時の基本はここにある。 東京にいれば葬儀に駆けつけるのだけど。無念。 関西の空の下、山本草二先生の冥福を心から祈ります。 南無阿弥陀仏。合掌 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年09月21日 21時34分00秒
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