アタッチメント使いこなそう!アタッチメントミシンには、アタッチメントと言う、便利な物があります。 普通の直線縫いのミシンから、ロックミシンまで、使いこなせる様になると、本当に便利ですよ。 ************************************ 家庭用のミシンを基準にしています。 ミシンの機種によっては、最初から装備されている物もありますので、ご確認を。 そして、ミシンのメーカー毎に押えも違いますので、メーカーと機種の確認もお忘れなく! ************************************ 皆さんが知っている、「ファスナー押え」 こちらは、ネジで調節すると左右どちらでも、ファスナー付けが楽にできます。 最近、既製服などで多く見られる「コンシールファスナー」があります。 見た目は普通の縫い目にしか見えないと言うファスナーです。 一般的なファスナーと違う作りになっているためです。 「務歯」と呼ばれている部分が、丸くなって噛みあっているために、表からは、1本の縫い目のように見えるのです。 なので、縫う時は「務歯」を起こすようにすれば良いのです。 その時に役立つのがコンシールファスナー押えです。 慣れている方は、「普通のファスナー押えの方が使いやすい!」と、言われるようですが、これも、慣れですね。 他にあると便利なのが、三巻き押え 布端を。細く三つ折りしてミシンをかけるのは、至難の技ですね。 そんな時に使います。細くてきれいに巻き込みながら、ミシンが掛けられます。 すべりの悪い布や、合皮や革、ビニールなどを縫う時は、布を送ってくれず、嫌になる事ってないですか? すべりの良いテフロン押えを使うと、解消されます。 完全に解消されるかと言うと、物によってはこれでも、不充分な物もありますが、家庭内で縫うものであれば、大抵物は大丈夫だと思います。 また、お持ちのミシンがジグザグが出来るのでしたら、ジグザグ用のテフロン押えを使われる事をお薦めします。 最近はあまり使われなくなった、ベルベットですが、これも、普通の押えでは、毛足があるため、縫っているうちにずれたり、縮んだりします。 大きな物でなければ、手縫い(返し針)で済みますが、スカートや子供服となると大変なので、ミシンを使いたくなるのです。 そんな時にはベルベット押えが使えます。 ミシンも実用縫いだけでなく、「飾り縫い」の時に役立つ押えもあります。 「コーディング」と言う縫い方があるのですが、これは、コードや細い紐などを図案にそって縫い止める物です。 刺繍をされる方は知っていると思いますが、これも、ミシンで出来るんですよ。 ブレーディング押えですが、5mm幅までのブレードに使えます。 紐やコードを使うときはコーディング押さえ(水平釜用)もあります。 ミシンキルトをしてみたい!だけど、「キルト」がうまくいかないわ。 3層の布を合わせて縫うために、ズレが生じやすいですね。 そんな時はミシンキルトアタッチメントや、ウォーキングフットが役立ちます。 この押えの良さは、他にもあり、縫いにくい革やビニール・人口皮革などにも使う事が出来ます。 何故、使いやすくなるかと言うと、布の下に当る「送り歯」でしか布を送り、押えで押さえてしまうので、縫いズレが起きていたのです。 これらを使うと、布の上側(押え)も布を送ってくれるので、縫いやすくなるのです。 他にも、面倒なギャザーやタックを寄せてくれる押えがあります。 あまり聞きなれない押えもあります。 バインダー押さえと言うのですが、 バイアステープを縫い付ける時に、1度縫うだけで済むんです。 これも、慣れると手放したくなります。 使用回数は多くないかも知れませんが、パール付け押えや、ピコット押え、 ピンタック押え(使用機種の確認を)等も使うと出来上がりが楽しみになりそう! ロックミシンのようにオーバーロックが出来るルビーロック2や、 ルビーロック3もありますが、長い時間使い続けるのは、負担が大きいかもしれません。 子供服をノンビリ作るからと言うなら、大丈夫かもしれませんが、使用頻度が高いなら、ロックミシンを考えられたほうが良いかもしれません。 ************************************* 家庭用のミシンを対象に、主だった押えを紹介しました。 メーカーや機種が違うと、押えを取り付ける事が出来ない事がありますので、 くれぐれも、お持ちのミシンのメーカー・機種をお確かめの上、購入してください。 ************************************* |