羽田空港の国際化の問題点羽田空港の再国際化が決まりました。東京のように国際線の乗客が少ない所(世界の大都市に比べ)で羽田の国際化は喜ばしいことなのでしょうか 国際化になれば全てがいい方向に行くという議論が世間であります。 しかし物事を進めるにはプラスとマイナスがあります。 航空新聞社によると国土交通省の羽田の方針としてソウル便は新規に発着枠を捻出しない(ワールドカップの時のチャータ便は公用機枠から捻出した) もちろん公用機枠なんていうのはとんでもないと言うことです。 今までの国内線の枠から捻出しましょうと言うことになります。 国土交通省なんていうのはとんでもない役所ですから大手航空会社から枠をとり上げてそれを韓国の航空会社にも与えようと言う韓国の航空会社をもうけさせようと言う方針です。(ソウルの空港は発着枠が空いていますしこれから韓国で新幹線ができるために発着枠の心配がありません。) 羽田の発着枠は日本国内の路線が削られることです。 新規に増便することにより日本の地方が被害を受けることになるのです。 管制方式の見直しにより2003年7月から1日あたり28便増便します。 新たに増便するところは奄美、庄内、鳥取、米子、女満別と言うような地方空港が主体です。 このような空港は乗客数が少なく羽田空港の大幅増便の中でも見捨てられてきた空港です。新規増便がこれから難しくなる中でこのような空港の増便がなくなり東京だけが利益を得るという構図になります。 そして羽田空港が日本の航空会社の発着枠が減少させる中で韓国の航空会社をもうけさせるようなことになります。 国際化により地方だけでなく関空さえ被害を受けます。 成田が遠いという理由で羽田から関空経由で近隣のアジア諸国に行く人が結構います。ソウルビンができたことにより羽田から直接に行こうということになり関空に人が集まらなくなり(そんな人数は多くないようだが)さらに関空が寂れていくという状況になってしまいます、 関空は1000キロメートル以上で1日に3便以下は距離基準が一応あります その約束事も守られなくなり、石垣、女満別などの新規路線も伊丹路線が開設されました。 羽田が国際線を受け入れたのだから伊丹にもという議論になり近距離の海外路線が開設される可能性も考えられます、 そうすることにより関空の収益がさらに悪くなり空港整備特別会計から持ち出さなければいけなくなります 関空には今年は90億円もの補助金を だしておりそのために羽田と伊丹の着陸料が値上げされた】 これにより国内線の値段が上がり国際競争力を逆に弱めることになるかもしれません。 羽田をどうするかという1地域の問題ではなく日本の空港政策をどうするかという大きな問題点を含めて考えてほしいです、 ジャンル別一覧
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