マイペンライ

2004/10/14(木)20:20

統一できない!韓国と中国の領土問題

北朝鮮(70)

領土を返すにだ 韓国は不当にも日本の固有の領土の竹島を不法に占拠するだけでは足らずに最近になってからは豆満(トゥマン)江の北側の間島の領有権も持ち出してきている。この間島の問題は今年の夏ごろから急に言い始めたものだ、 この土地は東北区の南東部,吉林省延辺朝鮮族自治州(延吉市ほか6県からなる)にあり元々女真族の任地であり,そのため清朝は発祥の地として重視し,入植開墾を許さない封禁地域としていたが、朝鮮民族がしだいに流入し,この地を開きはじめた。そこで清朝は1712年(康煕51),朝鮮とのあいだに現在の国境を定め,その証として白頭山定界碑を建てた。 しかし,その後も朝鮮民族の移住はつづき、ついに19世紀後半には定界碑文中の「土門」を松花江の一支流とする李朝側と,「士門」を豆満江とする清朝側の主張が対立し,国境紛争がおこった 1909年(朝鮮の植民地化前)に当時外交権を持っていた日本が間島に対する中国の領有権を認め、日本はその見返りとして満洲鉄道、鉱山などの利権を保障された協約である。また1962年の1962年、平壌(ピョンヤン)で金日成(キム・イルソン)主席と周恩来・元首相が署名した北朝鮮と中国の「朝中辺戒条約」は鴨緑江(アプロッガン)と豆滿江(ドゥマンガン)と定め、白頭(ペクトゥ)山の天池の55%は北朝鮮、45%は中国が占めることにした。1909年の間島協約を事実上追認する内容だった。北朝鮮は間島の領有権問題を一切提起していない。 韓国側の狙いは 韓国側としては統一したときに間島の問題を持ち出すことが難しくなるために今提起したという見方がある、中国側としては中国外交部の武大偉副部長は、間島領有権を主張しないことを約束してほしいと、韓国側に要請したことがある。 しかし韓国側の狙いは他になるのではないのだろうか。今北朝鮮の住民が脱北して来ても韓国社会になじめない、最新の統計によると京畿道に居住する脱北者は674人で、このうち86.6%の584人が無職であることが分かった。  就業した人は72人(10.7%)、自営業の人は18人(2.75)で、京畿道内の脱北者の70.8%(477人)が国民基礎生活対象者として補助を受けているということだ、また犯罪に加担するケースも多数ある。もし今北朝鮮が崩壊となるとすると多数の北朝鮮の住人が流れ込んで来てしまう、韓国に移住してもうまくいかないのではないのか、また北朝鮮との格差が大きいために北朝鮮に開発するなどの統一コストが莫大にかかる、最近韓国も不景気で失業者も増大しているために統一するような余裕がない、 今北朝鮮側が崩壊してしまっては困るのだ、 中国側も国境近くに軍隊を派遣するなど不穏の動きを強めている。韓国側としては中国側が北に物資などを絞って北朝鮮を崩壊させるように持ってくるのを恐れて牽制の意味も含めて間島問題を持ち出してきているのではないのだろうか、

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