マイペンライ

2004/10/19(火)18:38

300億の赤字、 それでも首相のお膝元に横断道路を

悪政ぶったぎり(329)

300億以上の赤字でも アクアラインが300億以上の赤字にもかかわらず東京湾にまた横断道路をかけようとしています、それも小泉首相のお膝元に。 東京湾の横断道路にはアクアラインがあります、普通乗用車が4900円と計画されていましたがあまりにも値段が高すぎ他ために4000円にしました、しかし予想の半分にもいきませんでした、そのために3000円にまで値下げしましたがそれでも高すぎるために台数はあまり増えて伊豆に毎年300億円以上も赤字がだしています 毎年数億円も調査費が この道路は横須賀市から富津市の17キロメートルの間にはしかトンネルでつなごうという計画です。この計画には調査費という名目で毎年5億円ほどついていました、計画がマスコミなどで報道され始めたためか今年は数千万円の予算しかつきませんでした、 この湾口道路というのはアクアラインが数百億円もの赤字を垂れ流しているのにもかかわらず本当に作る必要があるのでしょうか、 国会で共産党の吉川議員と首相が面白い論戦をしています 吉川  総理の地元から千葉の富津市に、アクアラインのもう一本外側に大きな橋を架けるという、こういう計画でございますけれども、これは神奈川県横須賀市と千葉県富津市を結ぶ東京湾口道路、これには巨大な建設費が掛かると思われますけれども、それに見合う交通需要があるんでしょうか。この道路の具体的な必要性について総理はどのようにお考えですか。 小泉 今申し上げましたとおり、これが公団を廃止して民営化に向けて準備が進んでいくということになりますれば、コスト意識というものは当然強く入ってくるでしょう。そういう点も踏まえまして、本当に必要なのかということを徹底的に検証しながら、私は慎重に今までのそういう御批判も参考にしながら、計画の見直しなり取組はなされるというふうに理解しております。 吉川 この東京湾口道路を含めて六つの長大橋の調査を既に九四年から調査費を付けて延々と続けてきております。  例えば、この湾口道路についてどれぐらいの費用が掛かりどれぐらいの採算があるのか、交通量がどうなのか、こういう調査がされているでしょうか。具体的に示していただきたいと思います。 政府参考人 先ほど御説明申し上げましたように、平成十年三月の閣議決定に係る全国総合開発計画におきまして、全国六か所の海峡横断道路プロジェクトが位置付けられました。その後、国土交通省におきましては、経済評価でありますとかあるいは経済効果に係る調査でありますとかあるいは地域社会に与える効果等の調査並びにコスト縮減等の技術開発を進めているところでございます。  現在の技術水準、建設、管理コストの状況の下におきましては、事業化に向けなお課題が残されているというように認識をいたしておりまして、今後プロジェクトの技術的可能性、経済効率性等の観点から更に検討を進めまして、可否を検討していく必要があると考えております。 吉川春子君 毎年毎年五億ぐらいの調査費を付けて、交通量とかそれから幾らお金が掛かるのかと、そういうことを全く調査していないんですか。技術的な可能性だけ、どうやったら建設できるか、 安く建設できるかということも含むかもしれませんが、そういうことだけ検討して、これを造ればどれぐらいの費用が掛かり国民に負担が与えられるかという検討はまだしていないんですか。具体的にしていたら数字を示してほしいんですが。 政府参考人 具体的に幾ら掛かりそうでありますと言えるほどの自信を持って積算ができている状況ではございません。  しかしながら、全く幾ら掛かるのか分からない下で議論をしているわけでもございませんで、先ほど申しましたコスト縮減、どの程度のコスト縮減を進めればどの程度の可能性が出てくるのか、あるいはその結果地域に与える経済的な影響、それが効果に見合うものなのかどうかといったような検討を続けているわけでございまして、何分にも極めて長大な構造物でございます。技術的検討を待たなければならない部分も多うございますので、そういった調査を続けていると、そういう状況でございます。 吉川春子君 総理、ここに載っているものについてはすべて工事が具体化して進んでいるわけですよね。だから、私は東京湾口道路についてもその具体化を恐れるわけです。今アクアラインが、もう一本東京湾の内側に橋が架かりまして、御承知のように当初の通行量の三分の一以下、そして採算の見通しが全く取れないということでプール制にぶち込んでおりますけれども、そういうアクアラインの通行量を見ても、その外にもう一本同じような橋を架ける必要なんてどこをたたいたら出てくるんですか。 ところが、これをどうやったら実行できるか、工事費が縮減できるか、こういう方向で検討しているというでしょう。そして、ここに載っている工事で中止になったのはないんですよ。   そういう、総理、実情を考えたときに、私は総理の地元のこの湾口道路、まずこれをやめると、そういうことを示すことこそが正に構造改革ではないか。  隗より始めよという言葉がありますけれども、総理はこの具体的な問題について、ただ慎重に検討するというのではなくて、慎重に検討することは当たり前のことなんです。しかし、もうかなりその調査も進んでいる、こういう段階において、国家財政の破綻の問題も考えたときに、これは少なくとも、六つは全部言及されないとしても、この一番総理がよく御存じの湾口道路については、これは見直すんだと、やめるんだと、そういうことをおっしゃるのがやっぱり小泉首相の立場からいって必要なのではないかと思いますが、どうでしょう。 小泉 道路事業については、今後、効果的、そして効率性を考えながらやっていかなきゃならないと。しかし、今までのやり方を踏襲していますと、これは必要なんだ必要なんだという必要性、また地元の要望というものが強い。将来の税金投入はどのぐらいになるんだ、国民の負担はどのくらいになるんだ、利用者負担はどのぐらいになるんだとかということよりも、税金は自分たちの金じゃないということで、ああ、できればいいなと、そういう道路が自分たちの負担なしにできればいいんだなと思っている方の方が多いと思いますね。そういうことで、各地区にその道路を造ってくれ造ってくれという要望が強くて、国会議員は与野党を問わずそういう陳情を受けて必要性を叫んでくる。今負担はないけれども、将来ははっきりしたことは分からないという観点からいろいろ道路計画がなされてきていろいろな調査がなされ事業がなされるということで、地域にとってはそれは必要であっても、国民全体の負担にとってはどうなのかという視点がやっぱり私は少なかったんじゃないかと思います。  そういうことから、今回、公団を廃止して民営化に持っていくことによって今欠けていた視点が強く入ってくる。そういうことによって国民負担も軽減する。真に必要な道路はどこかという見直しが私は海峡横断プロジェクトにも当然出てくると思いますので、今後、そういう問題につきましては、今御指摘の点につきましても、この法案が成立すれば、第三者機関、委員会が設置されるわけですから、その中でも十分議論し、その意見を参考にしながら、私は見直すべき点は見直すべきだと考えております。 改革と遠吠えする前に この湾口道路というのは来年度予算にも要求しています。この道路ができてしまえばアクアラインの赤字が更に膨らんでしまいそれが高速道路の運賃に跳ね上がってしまいます(アクアラインは道路公団が管理)。 瀬戸大橋でも赤字だったのにもかかわらず更に2本の橋を架けてしまいにっちもさっちもいかなくなったために数兆円の赤字を税金で処理しています。またこれと同じようなことが湾口道路で繰り返されようとしています、官僚や政治家は本当に失敗を学んでほしいものです、 首相も赤字で財政が深刻で増税をしょうとしています、しかし赤字が確実な無駄な公共事業を辞めることが先決ではないのでしょうか、改革と叫んでいても地元のことも改革できないようでは日本事態を改革できませんしw

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