高揚感がある、無敵感がある、愛が溢れている。
しかし、これは何かあった場合、もろく崩れ去るものですから、いつか気付かれることと思います。
そういった気付きのチャンスは大事ですよ~。
私は統合失調症の治療において、普通に言われている以上に原因となったもの(この場合はアセンション)の解釈を変えることを重視しています。
普通は原因となったことから遠ざかる、情報を制限することを重視します。
しかし、それでは根本の部分は解決いたしません。
薬によってドーパミンやセロトニンに働きかけるのは脳のレベルでの治療ですが、これだけでは根本的な問題は解決していない。これに加えて心のレベルでの治療をしないといけない。それが、解釈を変えるということです。
私は心は脳にフィードバックをするために生まれたと考えています。そして、フィードバックによって脳自体が変化する(これをシナプス可塑性といいます)のだから、心は物質に影響を与える力を持っていると言えます。これは凄いことだと思うのです。
治療には心と脳の両面からのアプローチが不可欠とも言えますね。
例えば痩せるために脂肪吸引するとします。しかし、過食する生活習慣そのものを改めない限り、リバウンドして元通りになってしまいます。そうならないためにも、根本的な治療が不可欠なのです。
統合失調症において、私はドーパミン仮説を支持しています。
他にもたくさんの仮説がありますが、複合的な要因の可能性もあります。
しかしこの件の場合、不食と質問が鍵なのには変わりがありません。
統合失調症に良く見られる症状としては
同じ言葉を繰り返す、言葉のサラダ(意味のない単語の羅列)、宇宙人と交信しているという、霊と話をする、チャネリングが出来るというetc.
そして何より、自分が統合失調症であることを認めない患者が多いのが
この病気の最大の特徴であり、
統合失調症が発病してから、5年放置した場合、
脳の萎縮が前頭葉に達し二度と現実の世界に帰ってこれなくなってしまうのです。
つまり、統合失調症であることを否定し続け、5年間何も対処せずに
放置した場合、もう手遅れであるということです。
私は霊能力がついた、ハイヤーセルフとつながっている、という人たちの
ブログも読みましたが、統合失調症の初期症状が出ているとして間違いないと思います。
あの時の私と完全に症状が一致している。
黎明さんの場合はちょっと初期とは言えないかもしれない。
ですが、まだ十分に戻ってこれる場所にいると思います。
統合失調症は現在では治療可能な病気であり、予後も良い病気になってきています。
薬も副作用の少ないものがたくさん出てきています。しかし、
早期治療が何よりも重要であることには間違いがありません。
どこか思い当たる節があるのなら、一度病院に行って検査されることをお勧めします。
何もないとしたら、それはそれでめでたいことです。しかし、手遅れになってしまえば
人生を台無しにしてしまうこともありえるのです。
*代替医療もいいですが、現在の医学を完全否定するというのもおかしな話だと思います。
何事もバランスが重要だと思うのです。どんなものにでも良いところ、悪いところはあります。利用できるものは柔軟に取り入れていくのが、バランスのとれたやり方といえるのではないでしょうか。