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カテゴリ:アパ・マン経営
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高家賃設定が維持できるのも築後5~6年までです。 経験上、今までの事例を鑑みると、それを過ぎた時点で新築の旨みは無くなりますので 家賃は徐々に下落していきます。 何故なら、似たような高家賃設定の新築物件が周辺に建設されるからです。 築5~6年経た物件の家賃が同額であれば入居者は当然のごとく新築物件へと 流れていきます。供給過剰市場の競合状況を生んでいるわけです。 このような状況は全国いたるところで見られ、入居者の入れ替わりが一回転した物件は 家賃を下げざるを得ない状況になるのです。 一度入居して退去した物件はいくら新しくても新築ではないのですから・・。 若い人、特に新婚さんは新築が大好きですからね。 過去の事例を見てみると、建築メーカー、建設会社、建築設計事務所の家賃設定は 高い家賃を設定していることが多く、近隣の家賃相場を無視し独断と偏見で家賃を 決めているようです。それはそうでしょうね。10年後には担当者はもうそこにはいない のだから責任を取る必要はないわけで、最後は大家さんの自己責任というところでしょうか。 地域の不動産会社に家賃設定のアドバイスを受けているのか疑問です。 不動産会社も仕事が欲しいから建築屋にいい顔をするのでしょうね。 「チョッと高いけれど入居は任せてください。」なんてね。 私が営業マン時代に建てたアパートは低め設定した家賃ですが、それでさえ 10年も経つとほとんどのアパートの家賃が下がっていました。 アパート供給過剰時代の現代は、家賃というものは時が経てば落ちていくものなのです。 空室対策110番 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
July 11, 2006 01:38:31 PM
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