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カテゴリ:アパ・マン経営
私の無料レポート 空室対策 昔、こんなことがありました。 私の基部下であった若い営業マンが、プレファブのアパートを受注しました。 その建設された場所がロードサイドに面した土地でした。 ロードサイドとは車の交通量の多い道幅の広い道路で、生活上の道路 として適さない道路です。 いわゆる国道○号線とか県道○号線とか言われるような道路です。 企画を考えるのであるなら、地価の高い、貴重な価値ある土地ですから 土地の有効利用を最大限考慮すべきです。 ところが、こともあろうに2階建てのプレファブアパート(一階から住居) を企画し土地オーナーに提案しました。 しかもファミリータイプ。 同じメーカーの営業マンであったため ある他の土地オーナーさんから私へ質問されたのです。 「アレ見たけど なぜ? あんな建てかたをしたの?」 私も答えられません。 「さあ~?」 若い営業マンが担当しているその土地オーナーは、素人さんで土地は持っているものの、 この方面にかけては知識を持ち合わせていませんでした。 知識を持っていないことをいいことに、専門家といわれている人間が このような企画を提案し、建設させるのです。 若いといっても素人さんから見れば、一部上場の大手メーカーのプロとして 思われているはず。 土地活用はもっとオーナさんが勉強するべきです。 すでに建ててしまっているものは解体することもできません。 オーナーさんはいまだにそれが不正解であったことにも気づいていないのです。 ですから、本人は失敗したとも思っていないようです。 大変残念なことです。 いくらその若い営業マンとの信頼感が合っても、その期待に応えるだけ の経験と知識を持っていなければならないはずです。 後に、私はその若い営業マンに尋ねました。 「なぜ、あんなことをしたの?」 理由は何だったと思います? ○鉄筋コンクリートを知らなかったこと。 ○RC造建設の経験がなかったこと。 ○プレファブのほうが手っ取り早かったこと。 ○早く建てて、売り上げに間に合わせたかったこと。 オーナーも豪い営業マンに引っかかったものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
July 5, 2006 07:52:26 PM
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