マルベリー家のミミズとエコガーデン

2011/11/04(金)21:49

やながわ希望の森公園を歩く。

 今日はやながわ希望の森公園を足早に歩いてみた。  銅像のある広場で、石の上にきれいな苔を見つけたので、放射線量をはかってみた。  直置きの所為もあるが、やはり苔の線量は高い。しかし思っていたほどではなかった。 おそらく、ここは石の上なので、くぼ地の苔と比べると比較的低いのだろうと思われる。  この広場を横切っておはやし沼へ、ここは沼の北側になる。 その場所から振り向いて管理棟側を撮る。管理棟の下に水車小屋がみえる。 その管理棟の脇を通り抜けると、中央広場がある。 この広場は子供たちの遊べる場所で、アスレチック等の遊具や実物の小型飛行機が置かれている。 アスレチック遊具 小型飛行機 遊具  さて、線量を図ってみよう。  中央広場の1メートル高の空間線量。アスファルトの上での線量と比べると比較的高いが、驚くほどではない。  しかし、決して安全だといえる水準でもない。原発問題の前の水準と比較するとその10倍であることは間違いない。  安全といえる基準がはなはだ不明瞭だ。そして、除染の方法さえいまだ決め手が無い。  この広場の上に、山野草の薬草園がある。  秋だからほとんどの草木は茶色だったが、入り口付近に「ツワブキ」が花を咲かせていた。  さて、今度は下って管理棟を左折、西に上ると、湿生、水性植物のエリアがある。 秋だから寂しい光景だが、春から夏にかけては、写真左側にはミズバショウが、右の小さな沼には蓮とスイレンが咲き誇る。  春先には、ヘビの子供たちがぴちぴち跳ねるように集団をなしているときもあり、その一時期は要注意でもある。  さらに登ると、キャンプ場があり、その上にはログハウスがある。  ログハウス前には炊事場もあり、アウトドアに慣れていない方でも簡単に調理できる、と思う。  さて、帰る時間が来てしまいました。管理棟を過ぎ、駐車場へ。 ここに、伝承館があります。  ここには食事処もありますので、古民家風の現代建築の中でおいしいひと時をすごせます。 何せあの大地震でも大丈夫だった建築物ですので安心です。  そして、食堂のおばちゃんたちの元気な姿を見るだけで、それはもう勇気百倍、ほんとに気持ちのいい方たちです。  駆け足での散策でまだ半分も紹介しきれていませんが、この間、人とであったのは、公園の管理関係の人たちを除けば、中央広場でアベック1組、モンタナロッジで一人、帰路に犬の散歩者とウォーカー2名でした。  平日の午後3時頃の所為かもしれませんが、放射能の風評被害かもしれません。  寂しい秋の公園でしたが、私にとっては、短いがしばらく経験したことの無いゆったりとした時空間でした。 ____________________________________________________ ※線量データについては、ほぼ平均に近い画像を表示しました。 ただし、個人の所有する安価なガイガーカウンターによる計測のため、その正確性を保障することはできません。  あらかじめご承知おきください。

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