オー・ホーリーナイト
ここ数日ですっかり秋らしい気温になりました。皆さまいかがお過ごしでしょうか。さて今日は、クリスマスコンサートに確定した曲、第2弾「O Holy Night」について。この曲は、フランスの作曲家アドルフ・アダン(1803-1856)が作曲したクリスマス・キャロル歌詞は、プラシド・カポー(1808-1877) によるフランスの詩"Minuit, chretiens"がもとになっていて、それが英語に翻訳されたため、英語の歌詞にはいくつかのバージョンがあるようです。最もスタンダードなのは、ジョン・サリバン・ドワイト(1813-1893)が英訳した、「O Holy Night, the stars are brightly shining」そして、ドワイトの詩を由木康(ゆうき こう:1896-1985)が翻訳したものが讃美歌第二編に収録され、今では「さやかに星はきらめき」として、定番の歌詞となっていますね。因みに由木さんは、あの「きよしこの夜」の日本語訳もされている方です最後に「オー・ホーリーナイト」を日本語で「さやかに星はきらめき」 さやかに星はきらめき 御子(みこ)イェス生まれ給う 長くも闇路(やみじ)をたどり メシヤを待てる民に 新しき朝は来たり さかえある日は昇る いざ聞け 御使(みつか)い歌う 妙(たえ)なる天(あま)つ御歌(みうた)を めでたし 清し今宵(こよい) 輝く星を頼りに 旅せし博士のごと 信仰の光によりて 我らも御前(みまえ)に立つ 馬槽(うまぶね)に眠る御子は 君の君 主の主なり 我らの重荷を担い 安きを賜(たま)うためにと 来たれる神の子なり 「互いに愛せよ」と説き 平和の道を教え すべてのくびきをこぼち 自由を与え給う げに主こそ平和の君 類(たぐい)なき愛の人 伝えよ その福音(おとずれ)を 広めよ 聖(きよ)き御業(みわざ)を たたえよ 声の限りアドルフ・アダン