テーマ:暮らしを楽しむ(388234)
カテゴリ:暮しの手帖
梅田の阪急に続き、難波の高島屋の大食堂もほどなく閉鎖されるのだそうです。
今、1日限定20食で、復刻版お子さまランチをやっているらしいです。(4月4日まで) デパートの大食堂と言えば、暮しの手帖社刊「一銭五厘の旗」にも収録されている花森安治の「まいどおおきに」という文章をすぐ思い出します。阪急の小林一三がいかに上手に商売をしたかが書かれています。 梅田の阪急は、昭和の初期、不況の中、昼時に大食堂にライスだけ食べにくるサラリーマンを歓迎して、ライスだけ注文するお客には、とくに福神漬けを多めに盛りつけたのだそうです。 その後大きな会社の社長や重役になった人で、ぼくは一生涯阪急以外のデパートでは買い物をしないと言う人がたくさん出たそうです。 この「まいどおおきに」、私の尊敬する花森安治の文章の中でも、もっとも好きなものです。 ここまで、大阪人について、深く考察したものは、他にありません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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