王さまの白い石

2004/05/03(月)00:41

義経千本桜、幕見に行ってきました。

文楽、3ヶ月前に旦那が初めて見に行き、とっても面白いから今度行こうよ、と誘ってくれておりました。 この度、末の子が小学校に入り、給食も始まり、長い時間家を空けることができるようになったので、今日、大阪日本橋の国立文楽劇場まで行ってきました。 朝の11時の開演に滑り込み(お弁当も慌てて予約し)、旦那は今日1日、会社も年休を取って通しの券を買ってあるので、かぶりつきの席で、わたしは、午前中の一幕のみの幕見(1000円)で、左後ろ端の1段高くなっている席につきました。 人形を操る3人、ナレーションの人(うーん、日本語で何ていうの、太夫かなあ。)、ミュージシャン(表に出ているのは三味線の方だけで、そのほかの太鼓や鈴の音は、すだれの奥から聞こえてきます。)のコラボレーションです。 ナレーションの日本語は、難しいので、聞くだけでは、ストーリーがよくわかりません。パンフレットを買うと、床本という、脚本がついているので、あとでそれを読まなくてはなりませんでした。 初段が終わったとき、旦那が席を替わってくれたので、次の段は最前列で見ました。 すると、よく、人形が生きているかのように思えるとおっしゃる方がいらっしゃいますが、その深い意味がよくわかりました。 人形はあくまでも人形なのですが、人形遣いの方が、せりふはナレーターが言っている、表に出るのは人形、という、全く自分自身を殺さなくてはいけない状況の中で、人形に魂を込めているというか、自分が人形に乗り移っているという感じが、ひしひしと伝わってくるのです。 これは、やっぱり、テレビの舞台中継では、よくわからなかったことで、生で見られてよかったと思います。 お昼は、1階のお茶屋さんで、幕の内弁当を食べました。 幕の内弁当を本来の用途で食べたのは初めてです。 オペラの幕間のシャンペンや、ミュージカルの合間のアイスクリームも大好きですが、日本の幕の内弁当はとってもいいですね。 というわけで、そのあと、まだ時間があったので、難波まで歩いて、高島屋の7階の物産展も覗いてきましたよ。 新世界の串カツ屋さんのイートイン、行列してはりました。 で、お持ち帰りで串かつ買ってきました。 九州のマッシュルームの店も出ていて、茶色いマッシュルームの粉のようなものを売っていて、人だかりしていましたが、あれは、何に使うんでしょう。

続きを読む

このブログでよく読まれている記事

もっと見る

総合記事ランキング

もっと見る