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2010/05/14(金)01:11

幸せへの第一歩 ~ブータン旅行記5~

旅行・交通のこと(150)

長い旅路を経て、ようやく憧れの国ブータンへの第一歩です。 とにかく、降り立った瞬間に感動したのが、 この国は、何て空気がおいしいんだろう、という事でした。 これまでにも北海道や軽井沢、霧島高原などを訪れた際、 なんとな~くそれを感じる事はありましたが、 空気のキレイさを、感覚的にこれほどはっきりと認識したのは 生まれて初めてでした。 後にガイドをして、「ブータンはアジアのスイスと言われている」と言わしめた 理由が十分理解できたような気がしました。 一歩足を踏み入れた瞬間からの感動。 この先の3日間、この国への期待に胸がふくらむばかりです。 パロ空港のターミナルビル外観です。 シップ前ではあちこちで大撮影会。 誰も入国手続に行こうとしません。こんな光景、よその国ではありえないですよね。 民族衣装の「ゴ」をまとったランプスタッフ。カッコイー。 歴代の国王もお出迎えです。 一番右が、4年前に即位した現国王、若干30歳です。 ひとしきりブータンの空気を肌で感じた後で、 ようやく乗客がぼちぼちとイミグレーションへと向かうのでした。 イミグレーションはランプエリアからこの入口と直接繋がっていました。 世界中の空港では、「イミグレ」イコール「その国で最も険しい顔をした人たち」 という印象がありますが、ここブータンに至ってはイミグレの人たちですら 慈愛に満ちた顔をしていました。 入国待ちの列。観光客も和気あいあいと笑顔で入国待ちです。 担当官から「Welcome to Bhutan」の声をかけてもらい、 おいらも無事にブータン王国への入国を果たしました。 以前日記に書いた通り、この国ではまだ個人が観光目的で 直接ビザ申請をする事が出来ず、 必ず国が認定したエージェントを通じてビザを取得し、 ガイド付きで旅行をしなければなりません。 という事で、観光客はそれぞれ、自分が手配したガイドと合流し、 それぞれの車での観光をスタートします。 おいらも、手配をお願いしたBhutan Excursionからのガイドと無事合流。 おいら1人に対して専属のドライバーとガイドがつくという、 まるで殿様のようなツアーを楽しんでまいりました。 おいらの左手がドライバーのタンジンくん29歳。 そして右手がガイドくん30歳です。 しかしどうしてもガイドくんの名前が何と発音しているのか聞き取れず、 彼が屋久島にいるおいらの友人に似ているので、 勝手においらの中で、「カッちゃん」と呼ぶことにしました。 カッちゃん、タンちゃんを助さん格さんのように従え、 おいらの珍道中がここから始まったわけです。 人生楽ありゃ苦もあるさ~。 でもこの国には、その苦楽の先に必ず幸せがあること、 そしてその幸せを感じる方法を誰もが知っている、 そんな気がしました。 さぁ、それではこれから、 未知なる王国の旅へと皆様をご案内しましょう

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