個人的好みですが、”メグ・ライアン”結構好きです。イメージ的にはラブロマンスのはまり役な感じですが、実際はそれ以外でもいい作品に出てます。彼女を知ったのは「トップガン」での端役ででした。トム・クルーズの相棒の奥さん役でした。トムが練習飛行で相棒を死なせてしまい、相棒の奥さんと会っているシーン、彼女はおおむね泣いていたように覚えています。
その時はキレイな女優さんだなくらいに思いました。
それから彼女がこれほどスターダムに上がるとは思っていませんでした。
さて作品ですが、「星に想いを」は日本語訳で、原題は「I.Q.]"."のところが”ハート”になっています。ハートが示すとおり、恋物語ですが、コメディの部分も結構あります。それに恋をするのは”ティム・ロビンス”扮する自動車整備工で、”メグ・ライアン”は恋される優秀な数学者の役です。傑作なのは20世紀の天才物理学者「アインシュタイン博士」(ウォルター・マッソー)が恋のキューピット役なことです。博士役も上出来でこの作品をより面白いものにしています。
時代は1950年代、米ソ冷戦の時期です。
展開は、自動車整備工、エドは、美しい数学者キャサリン(メグ・ライアン)に一目ぼれ。彼女はなんとアインシュタイン博士の姪だったのです。しかも彼女には婚約したばかりの数学者がいました。博士はエドの人柄がすっかり気に入り、仲間たちと一緒になってエドの恋の後押しをします。その計画がエドを天才科学者に仕立て上げる作戦で・・・
コミカルな面とロマンス的な部分がいい具合にマッチしているように思います。年代設定がちょっと古いので、出てくる小道具に詳しくないので、その辺はちょっと残念。通ならそこまで楽しめるかもしれません。作品そのものはいい出来だと思います。