10年前の作品です。メグ・ライアン(1961年生)、デンゼル・ワシントン(1954生)が主役です。映画デビューは二人とも’81年ですが、演劇歴はデンゼル・ワシントンの方が長いですが、この作品では対等に思えます。
デンゼル・ワシントンは受賞歴があるのに対してメグ・ライアンは受賞歴はありません。
D・ワシントンがこの作品の流れを作っていますが、ヒロインの死までが重ね合わされて、展開では、M・ライアンがいい役柄だと思います。二人とも優れた俳優だと思います。
私のイメージではD・ワシントンはドキュメンタリックな作品のイメージがあり、M・ライアンはロマンス向きです。
映画のタッチはD・ワシントン風ですが、M・ライアンはここではヘリの仕官役で珍しい役だと思いますがうまくマッチしていると思います。この作品のキャスティングを考えた人がすごいのかなーなんて思います。たぶん大人向けの作品で子供にはちょっと分かりにくい作品かもしれませんね。出来はとてもいいと思います。
「戦火の勇気」