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キャナルのまったりRS日記

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書いてるペースと、UPするペースが合ってない罠(; ̄□ ̄A アセアセ

何とか今日の分は書き上げましたけど、明日の分が間に合わないかも・・・・・

第1章と昨日の分読んでない方はフリーページから読んでください。

それじゃスタート









宿屋を探しあてた二人は、宿屋の一階に設けられた食堂で、紅茶を飲みながら話す。

キャ)   明日はロマ村に付きそうだけど、問題はガイドをどうするかよね。

エ)    ガイド?
      ガイドなんて要るの?

キャ)   ロマ村に行く為には、ソゴム山脈を越えなきゃ行けないんだけど、これが
      険しい山脈でね。
      道を知っている人に案内してもらわないと、かなりの確率で迷うわよ。
      しかも、サラマンダーが森の中を徘徊しているから、バーベキューにされるかもよ。

エ)    それは危険ね、さっさとガイド雇いましょう。

キャ)   多分だけど、ここの警備隊に話をすれば何とかなると思う。

紅茶を飲み終えた二人は、ブリッジヘッド警備隊宿舎へと向かった。
宿舎に着いたキャナルの目に飛び込んできた物は、割れた壷や破れた服を持った露天商たちであった。
キャナルは受付に行き、隊長を呼んで貰うように頼む。

キャ)   古都警備隊隊長のキャナルと言う者だが、こちらの警備隊隊長にお目通り願いたい。

「只今呼んで参りますので、しばらくお待ち下さい。」
隊員は敬礼すると、奥へと消えて行った。
しばらくすると、先ほどの隊員が戻ってくる。
後ろから40代くらいの髭を生やした男が付いてくる。
男は前に出ると言う。
「良くぞおいで下さいました。」
「お噂は聞き及んでおります。」

キャ)   お忙しいところ申し訳ない。

と言って、先ほどの露天商達を横目で見る。

「あれですか・・・・・」
「何でもゴキブリみたいな男が、いきなりダガーを乱射したそうで。」
「みんなで袋叩きにしている間に逃げられてとか。」
「怪我人が出なかったのが幸いでした。」
「それより、お見えになった用向きは?」

キャ)   失礼、そうでした。
      ある事件の調査でロマ村に行きたいのですが、ソゴム山脈を越えるために
      ガイドをお願いしたいと思いまして。

「そうですか。」
「残念ですが案内できる者は、全員ではらっておりまして。」
「3日後ならば戻ってくるので、案内する事も可能です」

キャ)   では、戻ってくるまで待つと致します。

「戻りしだい使いの者を出しますので。」

隊長に礼を言うと、キャナルは外で待つエステルと合流した。
3日後までガイドが居ない為、出発できない事を告げると、エステルは露天めぐりがしたいと言い出した。
特にすることも無かったので、キャナルも露天めぐりに付き合うことにした。



その頃、ファストは狩りを終えて町に戻って来ていた。

ファ)   ケルビーが頑張ってくれたから、いっぱい拾えたね。

「ガゥ」

ファ)   さてと、ここで露天開くかな。

ファストはモンスターを倒し、拾ってきた物を並べる。

ファ)   そこ行く旅のおにーさん、これ買わない?
      モンスターの血と足の匂いが付いたゴールドシューズ。

声をかけられた青年は嫌な顔をして立ち去った。

ファ)   そこの剣士さん、こんなのいかが?
      モンスターの頭入り兜。
      安くするよー。

剣士は変な物を見るような顔をして通過して行く。

ファ)   どうして売れないんだろうね?
      安いのにね?

「ガゥ」
ケルビーも不思議そうに首をかしげる。

ファ)   そこ行くおねーさん、これ買って。
      何かの呪いのかかった槍。
      激安でいいよ。

キャ)   そんな変な物を売っちゃだめでしょ。
      ちゃんと露天商の許可取ってるの?

ファ)   えー、そんなのわかんないよー。 

キャ)   ん?
      貴方の服ロマ村のよね?

ファ)   これ?
      うちのおねえちゃんが作ってくれたの。

キャ)   って事は、あなたロマ村出身ね。

ファ)   そうだよ。
      お金稼ぎに来たんだけど、売れなくて困っていたの。

エ)    そりゃこんな変な物売れんわな。
      ガキの浅知恵ね。

ファ)   このおばちゃん嫌い。

キャナルは飛びかかろうとするエステルを押さえ、少女に向かって言う。

キャ)   私はキャナル、こっちはエステル。
      ロマ村の宝玉を守護している、一族に合いに行きたいのだけれど、ロマ村まで
      案内頼めないかしら。
      もちろんお礼は出すわよ。

ファ)   私はファスト。
      よろしくね。
      それなら、その宝玉を守護している人の家まで案内するよ。

キャ)   守護者を貴方は知っているの?

ファ)   知ってるよ。
      その代り、案内料は100万ゴールドね。

キャ)   100万ゴールドって、ガイド雇う相場の10倍じゃない。

エ)    これだからガキはいやなのよね。
      お金の価値もわからないから。

ファ)   おばちゃん五月蝿い。

再び飛びかかろうとするエステルを押さえ、キャナルは考える。

キャ)   『ロマ村までのガイドなら3日待てば雇える』
      『ロマ村に着いたとしても宝玉を守護する一族が見つかるかどうかか・・・』
      わかったわ、100万ゴールド払いましょう。
      案内よろしくね。

ファ)   交渉成立ね。
      お金は前払いでよろしく。

キャ)   しっかりしてるわ。

そして一向は、ソゴム山脈へと向けて出発するのであった。


待て次回、つづく。

壁|彡サッ





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最終更新日  2006年10月14日 22時17分16秒
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