2005/08/23(火)21:51
うさぎにも分かるタグ講座
えー、さてー、はじまりました、うさぎにも分かるハイパーテキスト講座。
講師は、わてです。
えー、まず、ハイパーテキストって何?と思われたかも知れません。
要は、あのタグの入った文章がハイパーテキストです。長いんでHTMLって略しますね。
初日は概要から。
基本を知ってれば、なーにも怖くありません。
わては、25年前に中古でアップル2というマイコンを買いました。
メモリーを増設したりしていじくったせいか、今でもパソコン組めますよ。
わて、パソコン歴25年です。
さて、ハイパーテキスト、HTMLってなんなのか?
わてがマイコン買った頃には、「テキスト」しかありませんでした。
「テキスト」って何かって?
ただの文字のことです。
楽天日記で、ただ文字だけで書くことが出来るでしょう?あれが「テキスト」みたいなもんです。
わてのアップル2は、ほかのどのパソコンとも繋がらないものでした。
パソコンがカシコになって、初めてパソコン同士が通信できたときに送られたのは、「テキスト」でした。
その後しばらくは、パソコン通信で、「テキスト」がやりとりされました。
電子メールも「テキスト」
同じ色の字で、同じ形。
20年ほど前、アメリカの大学生が、メールをやりとりしてて、「テキスト」のメールが味気ないので、ちょっと遊んでみることにしました。
彼女とメールしてたのかも知れません。
その「ちょっとした遊び」とは、テキストの中に<>で区切った記号を入れて、文字に色を付けたり、濃くしたりすることでした。
例えば<b>のタグで文字を太くしたり(ボールド)することです。
でもこの「テキスト」はふつうの、「テキスト」を見る道具で見ても、<b>とかタグが見えるだけです。
そこで、「ハイパーテキスト」を見るためのソフトを、遊びで作ったんです。
仲間内で、このソフトを持ち合って「ハイパーテキスト」のメールをやりとりしはじめました。
どんどん改良されて、フォントが使えるようになり、画像が入れられるようになり、背景が入れられるようになり・・・
まさに、彼女とのラブメールに使えるようになり、遊んでたんです。
この「ハイパーテキスト」を見る道具を、ブラウザと言います。
彼らは、日本の怪獣ゴジラをもじって、このブラウザに「モジラ」と名前を付けました。
ここら辺、かなり日本通ですね。
さて、「ハイパーテキスト」はメールの本文でも使えます。また、ネット上のパソコンに「ハイパーテキスト」を置いておけば、ブラウザで見ることが出来ます。
要は、「ハイパーテキスト」はタグの入った「テキスト」で、ホームページであり、メールなわけです。
みんながブラウザを持っていれば「ハイパーテキスト」が読めます。
上に書いた大学生は、後に、2つのグループに分かれました。
1つは「ネットスケープ」というブラウザの企業を立ち上げたグループ。
彼らは、ブラウザは無料配布して、そこに表示する広告収入で会社を運営しようとしました。
もう1つは、学生の時にやったとおりの方法で「モジラ」のソフトの原本をオープンにして、有志みんなで開発しました。利益のことは考えなかったグループです。
「ネットスケープ」は一時、大きな利益を上げました。
でも、何でも独占したがるバーバード法律出の、ゲイツが、ブラウザをウィンドウズに無料でくっつけて売る作戦に出ました。
初めてパソコン使うしとは、ウィンドウズのブラウザ「IE(インターネット・エキスプローラ)」しか、怖くて使えません。
おまけに、ウィンドウズは「ネットスケープ」を入れると、色々な警告メッセージが出るように細工したので、「ネットスケープ」のシェアはうんと小さくなりました。
一方、無料の「モジラ」の方は有志が着々と開発したのか、使いやすいものになっています。マイナーですけどね。
ポイントは、このソフトは、3つの機能があります。
1.ブラウザである。(ホームページが見れる。インターネットが出来る。)
2.メーラーである。(アウトルック・エキスプレスのようなもの)
3.「ハイパーテキスト」を作るソフトである。(ホームページ作成ソフトのこと。)
わて、これお気に入りでよく使っています。
今日は長くなったので、ここまで。