インタビューに答える人々
不二家のニュースを伝えるTVで、コメンテーター(ミュージシャン?_?)の高橋ジョージが一言、「このインタビューに答えてるヤツらって何?」といってた。おお~高橋ジョージ!自分も常々ニュースやワイドショーを見ていて、インタビューに登場する人々のモチベーションって?と思っている。不二家の一件でいえば、「不二家で働いていた元パートの皆様」である。「落ちたもの拾って3秒ルール」「ひどいなって思いました」「社員の人たちがやることだったので何も言えませんでした」「そのうちそういうもんかなと思っちゃって」こういう人たちには、きっとどうしても不二家でパートしなくちゃならない。自分には想像もできない、よんどころない事情があるに違いない。でもこれはいじめの役割分布となんら変わらない。いじめる人・いじめられる人・いじめを知ってても何もしないで見てる人(←)確かに社会でこの3つの分類以外に属するのはタイヘンだと思う。でも何もしないで見てる場合、それなりの罪悪感や無力感や恥ずかしさを伴う覚悟を持って望むものなのだと思っていた。その恥ずかしさや罪の意識を押し殺しても、彼らにはTVで言いたいことがあるのかもしれない。でもその勇気や正義感を他の場面か、もう少し早く発揮してくれたらと思う。これじゃ、ジャイアンの後ろから、のび太に向かって「そーだそーだオマエがワルイ~」と言ってるスネちゃまにしか見えないもんで(渡哲也風)。