ロス・ロボス メンバー紹介
好きなロック・バンドは?と聞かれるとロス・ロボスが思い浮かぶ。以前は「ラ・バンバの?」と聞き返されることも多かったが、現在はそんなこともないのだろう。しかしそういう世界的大ヒット曲を出したバンドが、自らを乗り越えて新しくて良いものを作り続けることは難しい。Los Lobosはそれを実現している数少ないバンドであると思う。ふと思い出したが、ニューオーリンズのジャズ&ヘリティッジでロス・ロボスのトークショウをみた。その時の感想は「コンラッド・ロザーノとデヴィッド・ヒダルゴの区別がつかん…」他に感想ないんかい!と思いつつも、思い立ってメンバー紹介。左からLouie Perez(ルイ・ペレス), Steve Berlin(スティーヴ・バーリン), Conrad Lozano(コンラッド・ロザノ), David Hidalgo(デヴィッド・ヒダルゴ), Cesar Rosas(セサル・ロサス) 友達に自慢できる情報ですね!ちなみにロス・ロボス内では地味めのスティーヴ・バーリンさんはストリング・チーズ・インシデントやバックウィート・ザディコのプロデュースもしていたりします。ともあれニュー・アルバムの「THE TOWN AND THE CITY」はとても良かった。ラテン・プレイボーイズよりLos Lobos名義の方がよりルーツを意識した作りになってると思うが、それでも今回は結構肩の力が抜けたかんじ。1曲目から地味な始まりだが期待を裏切らない盛り上がりをジワジワと聴かせてくれる。ファンの期待に応えるラテンナンバーもあり、1枚聴きおわるとまた1曲目が聴きたくなってしまう激シブアルバム。ラバンバ。