きょうは こどもと どこいこう?

2015/06/12(金)22:26

牛が「と殺」されているという現実を子どもに知らせる絵本

こどもと絵本(8)

今日、図書館で、興味深い絵本に出会いました。こんなの、探していたのです。牛が「と殺」されているという現実を、子どもに知らせるシーンがある絵本です。8歳の息子は、真剣な表情で私の読み聞かせを聞いていました。 グロテスクな表現ではありませんが、解体の説明があります。肉牛のほか、乳牛や革製品の話も出てきます。息子は、自分のランドセルが、牛の皮ということを知りませんでした。 (園児さんなら、こちらがオススメ)  稲を育てて、ご飯になるまでの勉強は小学校でします。ですが、動物が肉になるまでの勉強はありませんね。でも、動物を殺して食べていることから目をそらすことはできません。 生き物を殺して自分の命の糧にするのだから、がんばって生きようと考えるか、ほかの動物を殺したくないから、肉食はやめると考えるかは、子どもが決めることでしょう。まずは、「知る」というところから  牛乳なら、命を奪っていないから大丈夫……かというと、そうでもありません。「人工受精で妊娠させられ、生まれた子どもとは引き離され、乳をすべて奪われる。 母乳が出なくなったら、次の人工授精。」ホルスタインのメスは、そういう生活をしているわけです。ちなみに、乳が出せないオスは肉にされるわけです。牛乳を飲んでも、命をいただいているのに、違いはないと思います。  絵本 いのちをいただく みいちゃんがお肉になる日 [ 坂本義喜 ]

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