極刑空間

2008/09/16(火)02:06

『てとてトライオン!』。手と手を繋いで見る世界。

PC『てとてトライオン!』(14)

『てとてトライオン!』感想 最終回 ぐっ。 『てとてトライオン!』は良い作品だった。 終始明るい雰囲気で、とても楽しませてくれた。 体験版の雰囲気を気に入って買うなら、まず間違いは無いだろう。 最後まであんな感じのノリだから。 蓮見一乃シナリオという思わぬ掘り出し物にも出会えたことだし、 戦果としては充分過ぎるほどだ。 俺は良い買い物をした。 苛烈な展開のエロゲに疲れたら、こういう作品をやってみたら良い。 大きな驚きも裏切りも無く、ただ騒がしく楽しく和やかだ。 凡庸なシナリオの中に一際光る物もある。 これなら現実だけでなく、創作からの息抜きにもなるだろう。 ゲームが終わり、夏が終わっても、獅子ヶ崎は終わらない。 学園を愛する我々が居る限りは、永遠に。 手始めに漫画版『てトラ!』でも応援しようか。 選択肢が二つしか無い分岐が超単純なゲームだし、コミカライズには向きそうだ。

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