極刑空間

2008/10/15(水)14:13

多重恋愛という病。

PC『君が望む永遠』(27)

『君が望む永遠』感想 第二十回 速瀬水月ルート進行中。 途中までは遙ルートと殆ど同じ展開。 終盤に差し掛かる直前の選択肢で、ようやく分岐したようだ。 相も変わらずウジウジ悩む孝之の姿に、最早イラつきを覚えることもない。 そういった感覚は、既に麻痺してしまった。 とにかく、これで最後だ。 長かったこのゲームの最後を飾るのに、水月ほど相応しい娘はいないだろう…。 この娘も孝之と同格の、もう一人の主人公だ。 望まぬ役回りを押し付けられ、逃避して、悩んで、苦しんでいた。 何も悪くないのに、「嫌な女だ」と理不尽な非難を浴びることもあった。 他のシナリオでは存在すら忘れられることも多かった。 遙に比べて、あらゆる点でぞんざいに扱われているように思える だから、自分のルートでくらい幸せになってもいいだろう…。 ふっ……。 何度も通った道だが、 こればっかりは慣れないな……。 ※以下、こんなだから……ネタバレも言えないじゃない! 孝之と水月が付き合っていることを知った後、 誰も居ない病室で、孤独に泣き叫ぶ遙。 「何で……どうして?私の足なのに!どうして動かないの!?」 「こんなだから……何にも言えないじゃない!」 「傍にいて欲しいって……何で言えるのよ!」 「何が3年よっ!何が目覚めて良かったよっっ!!こんなの嬉しくなんかない!」 「何で……何で……なんでこうなっちゃったの!!私が何したっていうのよぉぉ……」 「私の……時間を返してよぉ……うう……う……」 げぶぁ やっぱり「これ」をやるのか…。 毎度堪えるなぁ…。

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