2009/09/10(木)04:09
一寸の虫でも触手モンスター。
『EXTRAVAGANZA ~蟲愛でる少女~』 感想 蟲二匹目
おいおい…。
なにこのハートウォーミング・蟲ストーリー。
なんて健気な蟲。
触手モンスターの癖に生意気だぞ。
まさかとは思うが、このゲームの主題は「親子愛」か?
何だか俄然楽しみになってきた。
シナリオ踏破率 30%
※以下、ネタバレ注意
今回の進行ルート 「幼蟲編」 → 「蛹蟲編」 → 「蟲使編」
幼蟲編:はぐれ蟲使いの煉悟に誘拐された夢見は「苗床」として監禁され、強制的に伝説の蟲・獣魔蟲を出産させられて地獄のような苦しみを味わうが、一瞬の隙をついて煉悟を刺殺。蟲と共に外界へと逃げ出す。
蛹蟲編:幼蟲編から五年後。蟲使い一族の保護を受けて、蟲と共に平穏な生活を送る夢見だが、獣魔蟲を狙う大企業・神武の襲撃によって再び命の危機に晒される。
蟲使編:自分の身を守るため、蟲使い一族の護衛・レンとの共同生活の中、夢見は蟲使いとしての実力を磨いていく。しかし、自身に深いトラウマを与えた蟲使いと関って生きる日々に疲れた夢見は、獣魔蟲をレンに引き渡して普通の生活に戻ることを選びましたとさ。めでたしめでたし。
……中途半端なエンディングだが、これはこれで。
まぁ最初はこんなもんだろう。
一周目が終わった感想としては、意外と言う他ない。
まさかこれほど魅力的な話になるとは。
特に蟲が感情豊かで可愛い。
夢見にジャレついたり、邪険にされて拗ねたりする様子は子犬みたいだ…。
凄惨な過去を背負った夢見と、無邪気に彼女を慕う蟲。
一人と一匹の孤独な生き様を描いていく作品になるんだろうか。
予想通りのグロさではあるけど、それ以上に話が面白くて引き込まれる。
もっと蟲が活躍するところを見たい。