極刑空間

2010/01/18(月)11:49

血の婚礼。

PC『MinDeaD BlooD』(15)

『MinDeaD BlooD』感想 第七回 しずる、人間として生きる(「過去への贖罪」END) かなり意外な終わり方だった。 とは言え、悪行に手を染めた結果としては、一貫していると言えば一貫しているか…。 「Black Cyc」の全ての原点がこの作品にあるという俺の考えは、どうやら間違っていなかったようだ。 主人公の運命をドラマチックに描き出すことに関して言うなら、このメーカーの右に出る物は俺の知る限り存在しないな。 「沙希を守るんだ!ずっと一緒にいるって約束したんだっ!!」 「人間になって、今度こそ沙希と一緒に生きるんだっ!!」 数え切れない罪を犯したしずるが、「人間として生きる」決意をしたことがどんな結果を生むのか。 目を逸らしようがないほどにしっかり描かれている、凄惨で美しいシナリオ。 前回から続く麻由と麻奈の扱いの酷さは、そのまま「化け物」と「普通の人間」との絶望的な断絶を表しているようだ。 恐らく、この二人は最後まで報われないだろうな。 悠香の扱いが宙に浮いていたのは残念だけど、他に不満点が見つからない。 その悠香についても、これから見る「未来への旅立ち」で補完されるだろうし。 エンディングリストを見る限り、まだまだ多くの結末がありそうだ。 俺は今回から平然と攻略情報に手を染めているので、これからはコンプリートを目指して遠慮無くガンガン進もうと思う。 ……。 で、ソラちゃんって何の為に出て来たんですか? 唐突に出てきたから、てっきりいつもの触手要員だと思っていたのに。 終始愛想だけ振り撒いて、それなりに活躍した上で、何もされずに終わるなんて……ブサイクヒロインらしく無さ過ぎだろ。

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