『星空のメモリア』。悪夢を刈る死神。

……。大分回り道をしたが、ようやく手を付けられる。 これは『星空のメモリア』ですな…。発売元は「フェイバリット」。 正直言って、あまり聞かない名前ではある。  去年の夏頃、体験版に手を付けたのも偶然。それですっかり気に入ってしまい、近いうちに購入しようと考えたのは必然。 で、夏のグロゲー週間の勢いに巻かれてすっかり忘れてしまったのは不運な偶然だった…。  そういうわけで、すっかり季節外れになった今、「そういやこんなのもあったよね」的な懐かしさに後押しされ、ようやく購入、プレイ開始の運びとなった。穏やかな物語の中にも、心を揺さぶる物を期待している。 率直に言ってすっごい楽しみだ。 既にインストールは済ませてある。が、ここはひとまず落ち着いて登場人物のおさらいをしとこう。  舞台は「雲雀ヶ崎」なるひなびた観光地。数年ぶりに都市部から出戻ってきた主人公・小河坂洋は、想い出の中の女友達との約束を忘れられずに閉鎖された展望台に忍び込み、そこで死神と出会う。 小河坂　洋　今作の主人公。子供の頃に交わした約束をしっかり覚えており、まず真っ先にヒロインとの再会を果たさんとするエロゲー主人公らしからぬ輩。両親不在。 やかましい妹がいる。展望台の女の子子供の頃、引っ越していく洋と再会の約束を交わした女の子。洋の引っ越しを止める為に、洋に展望台から転げ落ちて大怪我することを提案するなど、かなり豪胆な性格。名前がわからねぇ…。メア＝S＝エフェメラル展望台の女の子と同一の容姿を持つ、謎の少女。巨大な鎌を装備しており、事あるごとに洋をザックリいこうとする。自称「悪夢を刈る死神」。すっげぇ可愛い。俺の『星メモ』購入理由の５割はこの娘の存在にある。ロリコンホイホイ。南星　明日歩洋の同級生。天体観測サークル、略して「天クル」のリーダー的存在。バイト先の喫茶店でメイド服姿を披露してくれる、サービス精神に溢れた娘。元気一杯で、とにかく声がでけぇ。姫榊こさめ洋の同級生。姫榊こももの妹。おっとりした性格……なんだろうか。苦笑いの表情が可愛い。姫榊こもも姫榊こさめの姉。 生徒会の役員らしく、「天クル」の権限拡大を巡って明日歩と対立している。金髪ツインテ要員。下の名前で呼ばれるのを嫌っているようだ……可愛い名前なのに。小河坂千波洋の妹。アホの子。体験版部分だけで「お兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃん」と十回ばかり叫んでいる。これが噂のウザ可愛いというモノか。蒼衣鈴　　洋のお隣さん。　青玉葱要員。後はまぁ、追々に。それにしても、やっぱり線の柔らかい可愛い絵で萌え狂いそうになる。  誰から狙おうかな…。定石通り、どう見ても一番可愛いメアちゃんから行くか。