極刑空間

2010/04/15(木)23:43

けれども闇は広すぎて。けれども闇は静かすぎて。我らは手を差しのばす。

PC『精霊天翔』(12)

『精霊天翔』 “クリスト・ゼゥ”編 ノーマルエンド リーオライナに勝利し、世界の真実を知った。 クリスト達の信念は打ち砕かれ、スールードの出現で更なる絶望を味わった。 度重なる苦難は、しかし、クリフォードとの出会いと相俟って、クリストの少女達に人間的成長の機会を与えたようだ。 絶望を振り払ったゼゥの刃はスールードに届き、煌玉の世界に生きた者達の威信を示す。 住民達の脱出が済み、爆炎と共に消え行く世界の中。 戦傷激しいゼゥを抱えたクリフォードは、最後の決断を迫られる。 クリスト・ミゥ HP 100 マテリアルLv1 フォースLv1 クリスト・ルゥ HP 100 マテリアルLv1 フォースLv1 クリスト・ゼゥ HP 843 マテリアルLv10 フォースLv10 クリスト・ポゥ HP 100 マテリアルLv1 フォースLv1 クリスト・ワゥ HP 202 マテリアルLv2 フォースLv3 「私は絶望を知っている。でも、それはこんなものじゃない」 「死ぬことは怖くても絶望じゃない」 「滅びることは悲しいけど、無意味じゃない」 「愛」 「私の生きた証はそれで充分」 一周目クリアー。 『永遠のアセリア』を単純化したような話で、かなり取っ付き易い。 まず、主人公のキャラクターが安定していて好感が持てる。 クリフォードは決して努力家ではなく、戦闘で活躍するわけでもないが、余裕のある精神に若者らしい正義感が伴うバランスの良い主人公像。 一方、ヒロインのゼゥは「意地っ張りで寂しがり屋」というテンプレ要素だけでなく、心に諦観と絶望を飼っている。 そういった心の闇が、クリフォードとの関わりの中で徐々にほぐれていく過程が……。 ……改めて見るとSTGパートの比重の方が大きくて、それほど丁寧に描かれたわけじゃないのだけど。 その分、シンプルで解り易くはあった。 こういう話は、力を抜いて読んでいても心に響いてくるので、これはこれで良い。 ……で。 「ノーマルエンド」だと? 今回迎えたのは「ゼゥエンド」じゃないのか…。 とにかく、次は“クリスト・ワゥ”で二周目を始める予定。 ワゥは赤属性ヒロインの例に漏れず、とてもペドい。

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