極刑空間

2010/06/23(水)03:46

回転力は突破力。

PC『Trample on Schatten!!』(11)

『Trample on Schatten!!~かげふみのうた~』 感想 第二回 現在時刻「6月5日 17:00」 あまり進んでいない。 作中時間にして丸一日程度。 このゲームは「マルチサイトビジュアル」なるシステムを採用しているが、とどのつまりは『11eyes』の「クロスビジョン」である。 ゲームが進行すれば、ある程度自発的な物語読解が可能になるようだが、今のところは影が薄いシステムだ。 ビジュアル面では、立ち絵は殆ど変化せず、メッセージウィンドウ横の窓で発言者の表情変化が見て取れるのみ。 『天空のユミナ』もそうだったし、最近では珍しくない手法なのか。 とにかく、表情変化は非常に豊かで見ていて楽しい。 主人公の姫萩愛作は青臭い少年であり、短絡的な行動や言動が鼻につくことも多少あるのだが、 そこは愛作たちのお兄さん的存在であり、比較的精神的に落ち着いている「恩田舜二」を介入させることによって、巧くバランスを取っている。 キザイアのパーソナリティも、何だかアニメ好きを臭わせる発言が目立ったり、 愛作と同じレベルで口論をしたりと、次第に当初の「尊大」というイメージは薄れて、普通に可愛らしく思えてきた。 愛作を改造した秘密組織「アーウェブ」が再び愛作に擦り寄ってきたが、この組織には謎が多く、まだまだ信用出来ない。 理由はどうあれ、人の身体に勝手に「ゼルプストスフィア」などと言う謎の異物を埋め込むような連中だ。警戒して損は無い。 教会の養護施設で働き、愛作を兄と呼び慕う「璃国 美衣奈」は、この娘はこれヒロインなのか……? 「教会」というキーワードと言い、「シャッテン」の出現に反応して苦痛に喘ぐ特異体質と言い、どうにも某シスターと被る。 容姿としては、作中で珍しい貧乳に特徴があるか。 今日はここまで。 愛作はまだ変身しないのだろうか。 早く一緒に「影装」!!と叫びたいのに。

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