一番星☆

2008/01/12(土)15:26

ワーキング・ホリデー

読書(85)

坂木司さんの「ワーキング・ホリデー」を読みました。 坂木さんの作品は、引きこもりの探偵を主役とした、 シリーズ3作(青空の卵、仔羊の巣、動物園の鳥)と、 クリーニング屋さんが舞台になる「切れない糸」 歯科クリニックが舞台となる「シンデレラ・ティース」と 読んできましたが、魅力のある作品でお気に入り作家の一人です。 元ヤンキーのホスト、ヤマトのところに 小学5年生の進が「始めまして、お父さん」と やってくるところから物語は始まります。 進は、別れた彼女との間にできた、 存在すら知らなかった、子どもだったのです。 ヤマトはホストを辞め、 宅配便(特別仕様車)ドライバーに転身します。 そんなヤマトと進むの、一夏の生活を描いています。 所帯じみた?小学生の進と、ヤマトの生活。 いろいろな出来事が続きますが、 2人には明るい未来が待っていそうです。 坂木さんの作品らしく、いい人がたくさん出てきました(^^)

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