2011/01/13(木)19:06
あの頃の誰か
久しぶりに読書の話題。
1月12日にいきなり文庫で発売、東野圭吾さんの短編集です。
かなり昔に書いた未収録の「訳あり短編」を集めたそうです。
東野圭吾さんは大好きなので、短編集もたいてい読んでいますが、
今回の短編は、雑誌等に掲載されただけなので、どれも未読でした。
ひとつ興味深かったのは「女も虎も」という作品。
この作品は課題として出されたタイトル「女も虎も」
で書かれた、ショートミステリーです。
今日は本屋さんの開店と同時に入店、
これから並べるところだったようで、段ボールに入っていました。
さすが東野作品、あっという間に読み切ってしまったので、
同じく東野圭吾大好き!の友人、Tさんのところへお届けしてきました。
彼女とは読書の傾向の似ている部分があり、東野圭吾もそのひとりです。
同じ職場にいる頃、よく本の交換をしていました。
私のお気に入り作家、宮部みゆきさんを紹介してくれたのも彼女でした。
年明けはこれでミステリーが2冊目。
1冊目は、川柳のお仲間が年賀状で紹介してくれた、
桜庭一樹さんの「赤朽葉家の伝説」
日本推理作家協会賞を始め、いくつかの賞を取っている作品です。
何年か前の「このミステリーがすごい」でも上位に入っていました。
鳥取の旧家に生きる三代の女性を描いた長編、不思議な物語でした。