2011/09/22(木)17:34
マスカレード・ホテル
東野圭吾さんの「マスカレード・ホテル」を読みました。
作家生活25周年の特別刊行、第3弾です。
第1弾は「麒麟の翼」
刑事・加賀恭一郎が活躍するシリーズ、
来年には映画化されるそうです、加賀刑事役は阿部寛さん。
第2弾が「真夏の方程式」
物理学者・湯川学が活躍するシリーズです。
テレビや映画では、湯川先生役は福山雅治さんでした。
第3弾の「マスカレード・ホテル」は、
新ヒーローとして、新田刑事が登場します。
超一流ホテルで起きると思われる殺人事件捜査のため、
ホテルマンとしてフロントに立つ新田刑事と、
その補佐に任命されたホテルスタッフ、山岸尚美。
ホテルには様々なお客様があらわれます。
「ホテルに来る人々は、お客様という仮面を被っている。
ホテルマンはお客様の素顔を想像しつつも、
その仮面を尊重しなければならない。ある意味お客様は、
仮面舞踏会を楽しむためにホテルに来ておられるのですから。」
「マスカレード・ホテル」とはこういうことなのですね。
東野圭吾さんの作品は文章がとても読みやすいので、
450ページの長編作品ですが、一日で読み終えてしまいました。
(残りこのページ数で、大がかりな事件は解決するのか??)
と、思ったりもしましたが・・・やっぱり東野圭吾は面白い!!