夜のお散歩

ここのところわずらっていた原稿の執筆は終わったものの、写真や図表を送付することが出来ず、四苦八苦 容量オーバーで送れない、宅ファイル便のようなサービスはセキュリティ上使えないなどがあって、結局CD-Rで送付することになった。 でも日中は、全然時間がとれなかったので、夕方に会社に来てくれる宅配便業者の集荷に間に合わせることが出来なかった。 仕方なくコンビニに行くしかなかったのだけど、寒いし暗いし寂しいので、 野うさぎ；「ねぇねぇ。夜のお散歩に一緒に行きませんか」 って、同僚Mさんをお誘いすると、 同僚Mさん；「私は行きませんよ。」 だって。 きっぱり断られた 愛想がないけど、そういうところが逆にM氏の良いところ。 別にたいした距離じゃないし、別にいいやと思ったけどめげずに、 野うさぎ；「気分転換にもなるし、おにぎり1個でも食べればあともうひと仕事できるよ～」 って捨てぜりふをはいたら、同僚M氏がやっぱり行くだって 往復でたった15分の散歩だったけど、同僚M氏は、頭が冷えて気分リフレッシュできて良かったと言ってくれた。 私は宅急便を出した後、納豆巻とあさり汁を買って帰ってきた。 急に納豆が食べたくなった。なんでだろ。 職場の休憩コーナーでまったり食べていると、同じフロアの人が Fさん；「野うさぎさんて、夕方に出かけて夜遅く帰ってくることもあるでしょ。いそがしそうですね。」 だって いつのことなのか憶えてないけど、知られていないようで私の存在感って意外とあるんだなって思った。嬉しかった 人が少ないフロアに居るので、まして他部署の人なんか、誰も私のことなんか知らないと思ってた。 目立ちたがり屋じゃないと思っていたけど、本質は寂しがりで目立ちたいタイプなのかも。