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立ちっぱなしの展示会。
午後になって腰にきた。
つらいけど、弱音をはいたらみんなのテンションが下がっちゃうから、頑張って言わない。
むしろ、カラ元気だして、自分を励ましたほうがよっぽど楽。

私のことを知っている人が、声をかけてくれるのはすごく嬉しいけど、名前と会社名が思い出せず、しどろもどろになってしまうのがつらかった。
おそらく夕方ぐらいになって、「誰でしたっけ？」というストレートな表情がにじみ出ていたに違いない。

すごく親しげに挨拶をされた後、ぽかんとした私の表情を見て、
来場者；「私、ABC商事のDです。ご無沙汰してます。」
だって。
うーん、そうだそうだって、言われればわかるんだけど

終わってまっすぐ帰りたかったけど、やっぱり皆さんとちょっとでもお疲れ様会して帰りたいなと思ったので、食事に誘ってみた。
そしたら若者って、平気で「私は帰ります。」って言うのね。
もうこんな時代なのかしら。

ビジネスライクでいいけど、やっぱり少し寂さが残る。
誰とでも仲良くしたいとは思っていないけどね、同じ会社に勤めている従業員なんだから、こんな特別な日ぐらい、何かあってもいいよね。

どんな疲れていたって先輩に誘われたら、行くさ私は。
もうこんなのは古いんだろうか。