岡山日帰り
平日朝8時台の博多行き東海道新幹線は、いつものように混んでいた。久しぶりの新幹線出張だったのだけど、3列シートの真ん中の席までぎっしり埋まるとちょっと息が詰まる。しかもめずらしく眠気が襲ってきたというのに、事あるごとに起こされて気分が悪かった。片道4時間半・・・。やっと到着したその会社(工場)は、混雑した新幹線のストレスが一気に吹き飛んでしまうほど、すばらしい環境にあった。空気が美味しい、水が美味しい、うぐいすやとんびの鳴き声が山々に響き渡って気持ちがいいのなんのって。帰りたくない・・というか、一度こんなところに住んでみたい。心の底から考えた。人生ってなんだろー。都会暮らしに慣れている私がこんなところに住んだら、むしろすぐに飽きてしまうものなのだろうか。帰りは岡山空港まで出て、航空機で帰ってきた。驚いたことに新幹線を使うよりも安かった。長距離を日帰りしたせいか、なんとなくすぐに帰りたくなくて、オケの相棒(通称;なべたく)を呼び出して東京駅で少し呑んだ。一人でも呑んで帰るつもりだったけど、やっぱり話し相手がいるのは嬉しい