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テーマ:レンタル映画(814)
カテゴリ:★★
CBSの人気報道番組『60ミニッツ』の名プロデューサーであるローウェル・バーグマン(アル・パチーノ)はタバコ産業に関する内部告発の情報を入手した。
バーグマンはジェフリー・ワイガンド(ラッセル・クロウ)の元を訪ね、協力を要請する。 ワイガンドは大手のたばこ製造業、ブラウン&ウィリアムソン社では研究開発部に所属していたが、最近会社を解雇されていた身であった ワイガンドに近づいたのは告発資料に関するアドバイスを求める為であったが、ワイガンドが執拗にマスコミを拒む様子を見て、バーグマンは彼が何らかの重要な秘密を握っているのではないかと直感的に察知した。 実はワイガンドは同社に関する重大な秘密を知ってはいたが、同社との守秘契約に同意しており、彼が自分の家庭を支えるためにはその契約を守る必要があった。 自分の確固たる信念を貫きたいという想いと、全てを犠牲にしても家族を守りたいという想い。二つの相容れない想いにワイガンドは苦悩する。 そしてやがてバーグマン自身も報道者としての信念が試される事となる・・・。 1999年の作品。約2時間半に及ぶ大作です。 何といっても事実ベースの話しですからスゴイですよね~♪ もちろん、会社名も実名です。^―^ アメリカでは今年に入ってもたばこによる健康被害の訴訟判決が次々と下されているようですが、いずれもたばこ会社には厳しい結果となっているようですね。 ちなみに本作で出てくるブラウン&ウィリアムソン社は『キャメル』でお馴染みのレイノルズ社と合併してフィリップ・モリスに次ぐ第二位の会社と報道されていましたね。そういえばその後はどうなったのやら? まぁノンスモーカーの私としては、ただただ、たばこを吸わない人への悪影響が無いような人体に優しいたばこを作って欲しいと望むのでした。>_< さて作品に戻るとアル・パチーノ、ラッセル・クロウともに流石の好演でした♪ 特にラッセル・クロウは今迄の役柄とは異なって、短所もハッキリしていて、ちょっぴり気持ち悪い系の役柄でしたが、実際にそう思えるということはやはり演技力が突出しているんだなぁと思いました。 一方アル・パチーノはいつもながらカッコ良いのですが、バーグマン本人はその後もマスコミにも多く登場していて、個人的にはどこまでが事実なのかなぁと疑ったりしてしまうのでした。 ★★☆☆☆ 総合評価:大御所マイケル・マンは『ヒート』などヒット作もたくさんあります! 中でも注目作はトム・クルーズ主演『コラテラル』。早く借りなきゃ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.04.10 23:31:09
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