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2022.07.05 コメント(8)
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全47件 (47件中 1-10件目) ★
テーマ:レンタル映画(809)
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両親の愛の下、幸せに暮らしていたポードレール三兄弟を襲った世にも不幸な悲劇のお話し。
長女ヴァイオレット(エミリー・ブラウニング)と長男クラウス(リアム・エイケン)、末っ子サニー(カラ&シェルビー・ホフマン*2人1役)は愛する両親を火事で失ってしまう。 身寄りの無い彼らを預かることになったのは、遠い遠い親戚のオラフ伯爵(ジム・キャリー)。 遺産管理人のミスター・ポー(ティモシー・スポール)の前では普通に接していたオラフ伯爵であったが、ミスター・ポーがいなくなると子供達に冷たい対応を取り始める。そうオラフ伯爵の目的は莫大な遺産だったのだ・・・。 次第にエスカレートする伯爵の嫌がらせにも力を合わせて乗り越えていく3人。 ヴァイオレットは14歳にして発明の天才。長い髪を後ろに束ねれば集中力も向上する。 長女である彼女はその才能を活かし数々のピンチを脱していく。彼女は兄弟の精神的な支えとなっていた。 長男のクラウスは読書が大好きで、読んだ物は全て記憶していた。彼は持ち前のポジティブな性格を活かしヴァイオレットをサポートする。 末っ子のサニーはまだ赤ちゃん。しかし一旦噛み付いたら決して話さないパワーを持つ。 3人は困難に接するたびに、協力し合い、絆を深め合い、そして成長していく。 一方のオラフ伯爵も莫大な遺産を前に、どこまでもしぶとく3人を追い続ける。 果たしてポードレール三兄弟は不幸せな日々を脱する事ができるのか? 世界的に有名な児童文学を映画化した作品。勿論私はこの本を見た事ないのですが・・・。>_< 不幸せな物語というだけあってオープニングはインパクトがありました。^-^; ストーリー的には想像通り次々と困難を克服していく明るい話しなのですが、内容的には結構残酷な所もあって、どういう人に観てもらいたいのだろう?と考えてしまいました +_+ ファミリー向けとは必ずしも言い切れないですよね?^-^; 本作品はジム・キャリーの個性を活かした演技とメリル・ストリープといった大物女優の起用など見所は満載です。 しかし、それ以上に、全編を通じた『独特の暗さ』と『子供達の明るさ』との対比が織り成す世界観が他にない個性を発していますね。 ![]() ★☆☆☆☆ 総合評価 続編もありそうですね♪期待したいトコロです!^-^
最終更新日
2006.02.13 00:19:45
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2006.01.11
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かつてはCIAで特殊任務に就いていたジョン・クリーシー(デンゼル・ワシントン)も今や酒浸りの毎日。
まるで人が変わったように生きる希望を失い、死場を求め惰性で日々を過ごしていた。 ある日、メキシコに住む友人(クリストファー・ウォーケン)を訪ねたクリーシーは、友人からボディガードの仕事を紹介される。 紹介された先はある事業家の一家で、夫婦2人と娘ピタ(ダコタ・ファニング)の3人家族であった。 メキシコでは身代金目的の誘拐事件が多発しており、子供にボディガードを付けていないのは近所ではもはやこの家庭のみとなっていた。 プライベートは語らずあくまで仕事だけを全うするクールなクリーシーであったが、ピタは彼の瞳に孤独と優しさを感じていた。 実はクリーシーのCIA時代の特殊任務・・・それは暗殺に明け暮れる毎日だったのだ。 良心の呵責に耐え切れず引退後も自分を責め続け、生きる希望を失っていたクリーシーだったが、ピタの純真な姿を前に、次第に彼の心も癒されていく・・・。 しかし突然、事件は勃発する。予想もしない悲劇がピタとクリーシーを襲うのだった! すっかりご無沙汰しております。^-^; 気まぐれな更新にもかかわらず足を運んで頂きました皆様、そしてメールマガジンも解約せずに頂きました皆様に、この場をお借りして感謝申し上げます。^-^ 私の方はお陰様で年末年始は海外旅行etcで非常に充実した毎日でした♪ 皆様はいかがでしたか? さて映画の話題に戻ります。 ヒューマン・ドラマを予想して借りた本作でしたが、あまりの展開にビックリしました。 よくよく考えれば監督が『トップ・ガン』でお馴染みトニー・スコットですし、ヒューマン・ドラマを予想した私が間違っていましたよね。 DVDの本編前の作品紹介で、『タランティーノも絶賛!』となっていたのでおかしいな、とは思っていましたが・・・。>_< デンゼル・ワシントンは既に『トレーニング・デイ』で今迄と全く異なるタイプのキャラクターを演じているのでインパクトは薄かったです。-_- 勿論深みのある演技なのですが・・・あまりヘビーな内容を予測していなかった為に、途中からグッタリしちゃいました。 圧倒的な残虐さ、強烈なインパクトを売りにするという最近の映画の傾向には、流石に閉口しますね。 私にとってはダコタちゃんの演技だけが救いでした。^-^ ![]() ★☆☆☆☆ 総合評価 脚本は『ミスティック・リバー』のブライアン・ヘルゲランドが担当しています。
最終更新日
2006.01.11 22:51:53
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2005.12.03
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レイ(トム・クルーズ)は妻と離婚し、長男ロビー(ジャスティン・チャットウィン)、次女レイチェル(ダゴタ・ファニング)とも離れ、一人気ままに暮らしている。
ロビーは気難しい年頃で、レイの事を’パパ’とも呼ばず冷めた目で見ていた。 一方レイチェルはレイを慕ってはいたが、やはり二人の間には距離があった。 妻は新しい夫と暮らしており、彼女のお腹には既に新しい命が宿っていた。 ある日、元妻と新しい夫は子供達をレイに預けて旅行に出掛けた。 レイはロビーを強引にキャッチボールに付き合わせコミュニケーションを図るが、相変わらずロビーは心を閉ざしたまま。 兄との接し方にアドバイスをするレイチェルにも八つ当たりする始末。 しかしレイ自身、幸せそうな元妻と上手く自分の気持ちを伝えられない子供達を前にして、どう振舞うべきか悩んでいたのだった。 そんな折、突如、異常気象が世界を覆い始めた。 日本やヨーロッパ各国など大規模な停電が起こりTVでも盛んに報道が行われていた。 やがてレイの家でも突然の落雷が発生する。それはかつて経験した事もないような激しい稲妻の連続だった。 慌てて家を飛び出したレイは不思議な光景を目の当たりにする。 行きかう車は全てストップしており、地面には落雷した箇所と想われる大きな穴が開いていた。 人々が好奇心で穴の周りを取り囲んだ瞬間、地面は音を立てて崩れ始めた。 そして人々が目の当たりにしたのは、想像もしえない光景だった。 道路の下から巨大なロボットが姿を現し人間を次々と抹殺し始めたのだった。 突然現れた宇宙からの侵略者。しかもその圧倒的な攻撃力を前に、人々はただ恐れ、逃げ惑うしか手段が無かった。 周囲の人々が次々と消されていく中、レイは全力でその場から逃げ出した。 そう、愛する家族を守るため・・・。 『マイノリティ・リポート』に続き、スピルバーグがトム・クルーズと超強力タッグを組んだこの作品は、当然のことながら大きな話題を呼びました♪ 原作はSFの巨匠ジョージ・ウェルズ。100年以上も前に活躍した天才作家が映画に与えた影響は絶大で、宇宙モノやタイムトラベルを始め今日のSF映画のベースになっている事は間違いないでしょう。^-^ 一方、監督のスピルバーグも間違いなく歴史に名を残すであろう現代洋画の超大御所。 そのスピルバーグと、今や名実ともに一流と評される人気俳優トム・クルーズが再び組むのだから面白くない筈は無い。 ・・・そういった過度の期待が評価を厳しくしてしまう要因なんですよね、+_+ やっぱりちょっと面白い、映像に新鮮味がある程度では満足出来ないです・・・。^-^; それにしてもトム・クルーズは昔から好きな俳優ですが、年を取ってもカッコ良いですね。 ダコタ・ファニングも秀でた演技力を見せていました。 二人の演技が冴えていただけに、家族愛を描いた観点は非常に良かったと思うのですが・・・正直そこだけが最大の見所になってしまいましたね。>_< ちなみに出演者もロクに知らずに観ていたらティム・ロビンスも出てたんですね。途中でビックリ! でもちょっと期待外れな役回りでしたけど・・・。*_* ![]() ★☆☆☆☆ 総合評価 スピルバーグのパニック映画は人間描写に優れていますね。 人智を超えた事態が発生した時こそ、その人のありのままの姿が映し出されるという事でしょうか・・・。 人を救う人もいれば、人を押しのけて自分だけ助かろうという人もいる。 人間って素晴らしくもあり、怖い生物でもありますね。-_-
最終更新日
2005.12.03 23:00:54
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2005.11.02
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オレゴンの大自然に囲まれた森の中、残忍な連続殺人事件が勃発する。
犯人は過去にコソボ紛争で暗躍した特殊部隊員、ハラム(ベニチオ・デル・トロ)であった。 精密機械のような殺人マシーンと化したハラムは紛争の中で自分を見失い、遂には心を病んでしまっていた。 ハラムに手も足も出ないFBIは引退した伝説のトラッカー=追跡者であるL.T.(トミー・リー・ジョーンズ)に協力を求める。 皮肉にも彼は戦場でハラムの教官として殺人のノウハウを教えた張本人だった。 ハラムを捕らえる決意を固めて森に入ったL.Tは、自然から様々なサインを受け取り次第にハラムに迫っていく。 そしてハラムも神経を研ぎ澄ませてL.Tに襲い掛かる・・・。 かくして2人の激しい戦いが始まった。 皆様、お久しぶりです。 パソコンの調子が悪かったのをきっかけにズルズルと・・・ 約1ヶ月振りの更新となってしましました。^-^; さて久々の更新でご紹介する作品は1993年の『ハンテッド』です。 演技派ベニチオ・デル・トロと『逃亡者』、『追跡者』でも活躍のトミー・リー・ジョーンズの渋い二人の大物をキャスティングした本作は、実在のトラッカーをモデルに作成されたそうです。 二人の対決自体は流石になかなか見ごたえがありました。-_- しかしハラムの人格が崩壊する過程やL.Tの内面の描写等が今ひとつで、正直観ていて希薄な印象がありました。>_< その点をもっとキチンと描けていれば楽しめたハズなのに・・・。 ちょっともったいない気がしました。 ![]() ★☆☆☆☆ 総合評価 ウィリアム・フリードキン監督の代表作には『フレンチ・コネクション』、 『エクソシスト』などがあります。
最終更新日
2005.11.02 00:18:35
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2005.07.29
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ワシントン・ポスト社のエリート記者ジョン・クライン(リチャード・ギア)は、クリスマス・イブを妻メアリー(デブラ・メッシング)と一緒に過ごす為に会社のパーティを欠席して帰路に付く。
ジョンとメアリーは念願のマイホームの下見に出掛け、気に入った物件に巡り合うとすぐに購入する決意をした。 まさに幸せの絶頂にいる2人であったが、突然の不幸が2人に襲い掛かる。 2人は帰りの運転中に交通事故をおこしメアリーが重体の身となってしまったのだ。 意識を取り戻したメアリーは奇妙な言動をとるようになる。 彼女には得体の知れない何かが見えるというのだ。 医者は事故とは関係なく脳に出来た非常に稀なタイプの腫瘍のせいで幻覚が見えるのだという。やがてメアリーは静かに息を引き取った。 ジョンはメアリーが残したスケッチを見て驚嘆する。そこには見た事もない奇妙な生物が描かれていた。 それから2年後、ジョンは車でリッチモンドへ向かっていた。 道中で導かれるようにポイント・プレザントという街を走っていると車が突然動かなくなった。時間は深夜2時半。近くにはホテルも見当たらない。 困ったジョンは家の明かりを見つけノックする。 出てきたゴードン(ウィル・パットン)という男は、いきなりジョンに銃を突きつける。 ジョンが3日も続けて深夜2時半に訪れたというのだ。 あらぬ誤解を受けたジョンであったが、居合わせた女性警官コニー(ローラ・リネイ)に助けられる。 コニーにゴードンの事を聞くと彼は非常に信頼できる市民で、決して頭のおかしい人物ではないという。 ・・・コニーいわく最近この街では奇妙な事がたくさん起こっているそうだ・・・。 不審に感じたジョンは最近街で起きているという奇妙な現象についてコニーに教えてもらうことにした。住民らの話では彼らは不思議な現象、得体の知れない生物を目撃したというのだ。 そして彼らが描いた一枚のスケッチを見て愕然とする。 そこには妻メアリーが描いた奇妙な生物と全く同じものが描かれていたのだったのだ。 ジョンはそれが『モスマン(蛾男)』と呼ばれるものと知った。 やがてモスマンはゴードンの前に現れた。 そして『99人が死ぬ』と予告したという。 そして翌日のニュースを見てゴードンとジョンは言葉を失う・・・。 モスマン・・・果たしてその正体は何者なのか? この映画は全米で実際に起きた超常現象事件を元にして作成されたそうです。 一体どこまでが実際に起きた事なのかは分かりませんが不思議なストーリーです。-_- 観た事が無い方のために詳しくは描きませんが、リチャード・ギア扮するジョンの行動を観ている中で、とある一つの推理が成り立ったので、展開の予想がつきました。 ・・・でもそれは全くの勘違いでしたっ!>_< この映画独特の世界観を楽しめる人には向いているのでしょうけど、私のような結論を求めるタイプには不向きかも知れませんね。^-^; まぁ事実を元にしているのだから不向きといっても仕方無いのでしょうけど・・・。 リチャード・ギアは本作では一切フェロモンなしで(笑)、新鮮でした。^-^; また『タイタンズを忘れない』、『アルマゲドン』等にも出演しているウィル・パットンの存在感も不気味で光っていましたよ!^-^ ![]() ★☆☆☆☆ 総合評価 監督は『隣人は静かに笑う』のマーク・ペリントン。
最終更新日
2005.07.29 01:18:17
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2005.07.20
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時は第二次大戦の時代。敗色が濃厚となったナチスは恐るべき計画を決行しようとしていた。
現世と魔界を操る怪人ラスプーチン(カレル・ローデン)の手によって、地獄から悪魔の子<ヘル・ボーイ>を召喚しようとしたのだ。 しかしヘル・ボーイ(ロン・パールマン)はブルーム教授(ジョン・ハート)率いる連合軍に救出され、ブルーム教授の本当の子供のように愛情を持って育てられた。 悪魔の子としてこの世に生を受けたヘル・ボーイは正義の味方として成長していく。 ブルーム教授はヘルボーイを育てる一方で極秘の超常現象調査防衛局(BPRD)を創設し、ヘル・ボーイや半魚人エイブといった特殊な能力を有するエージェント達に怪奇事件の解決を行わせていた。 ある日、FBIの新任捜査官マイヤーズ(ルパート・エヴァンス)は、ヘル・ボーイの担当を命ぜられる。 しかし案の定、横暴なヘル・ボーイは言うことを全く聴こうとしない。 更にはヘル・ボーイが想いを寄せているリズ(セルマ・ブレア)はマイヤーズに好意を抱いている、と直感したヘル・ボーイは益々マイヤーズに反感を抱くのだった。 そんな中、魔界からラスプーチンが再生し世界を征服しようと試みる・・・。 果たしてヘル・ボーイはラスプーチンの野望を打ち砕く事ができるのか? またしてもアメコミを原作とした映画の紹介です♪ 古くは『スパイダーマン』、『バッドマン』、そして最近では『X-men』、『スパイダーマン』、『デアデビル』と続々とアメコミが映画化されており流石に多少食傷気味です。 ・・・とは言いつつ、ついつい手を伸ばしてしまうのは、何も考えずに観られる手軽さからでしょうか。-_-; セレクトする映画って、その人の精神状態を反映しますよね。^-^ そんなにストレスは溜まってないハズですけど・・・。(笑) さて本作では悪魔の姿をしたダーク・ヒーローという新しいジャンルのキャラクター『ヘル・ボーイ』が登場します。 恐々しい面持ちをしているものの人間よりも、より人間味を持っているのが親しみを感じるトコロですね。^―^ アメコミもたくさんある中で、キャラクターの棲み分けが出来ているのは流石です。 『スパイダーマン』や『スパイダーマン』が正統派の本流とすると、この『ヘル・ボーイ』や『デアデビル』はブラック・ヒーローといったところでしょうか。 それにしても次々と出てくるモノですねー。 流石にこれで当分はヒーロー物は観なくてよいかも・・・。>_< ![]() ★☆☆☆☆ 総合評価 製作総指揮のパトリック・パルマーは『愛は静けさの中に』、 『月の輝く夜に』、『ブレイド2』などを手がけた大物です。 監督のギレルモ・デル・トロはこのコミックの大ファンだったとか。
2005.06.15
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マックス(ジェイミー・フォックス)はロサンゼルスで12年間、タクシー運転手として働いている。持ち前の洞察力と気配りで乗客の心を掴むマックスは、将来リムジンを購入しハイヤー業を起す夢を抱いていた。
今日もマックスは客として女性検事を乗せる。 そして彼女との会話を楽しみ、正確なルートで彼女を目的地へと運んだのだった。 次の客はクールなビジネスマンだった。彼はヴィンセント(トム・クルーズ)と名乗った。 ヴィンセントはマックスに多額の報酬と引き換えに翌日の空港までの運転を頼まれる。 戸惑うマックスだったが破格の報酬に魅力を感じ断りきれなかった。 しかし、幸運に感謝するマックスに悲劇が待っていた。ヴィンセントを待っていたタクシーの上にマンションから人間が落ちてきたのだ。呆然とするマックス。 ヴィンセントはマックスに自らが殺し屋であることを明かし運転を強要する。 ヴィンセントは夜明けまでにあと4人の殺害を計画していたのだ・・・。 果たしてマックスに未来はあるのか??? 2004年の作品。常にヒーローを演じてきたトム・クルーズが不精髭をたくわえたクールな悪役を演じて話題になった話題作です♪ 初めて観るトムのワルっぷりは必見です。^-^; 冷徹な中にどこかヒューマニティを感じさせるシャープで孤独な殺し屋は結構ハマっていました。ハマり度からすると私的にはブルース・ウィリスが『ジャッカル』で演じた殺し屋並の存在感でしたね。 また正にコラテラル(=巻き添え)となった不運なタクシードライバーを演じたジェイミー・フォックスの演技も冴えていました。^-^ 映像的にはさすがマイケル・マン監督作品だなぁと思わせる仕上がりでした。 しかしヴィンセントのバックボーンを敢えて描いていない分、観る側としては、どこかのめり込めない感がありました。 もう少しヴィンセントの人物像が分かった方が楽しめる気がするんですけどね~。 皆さんは如何でしたか? ![]() ★☆☆☆☆ 総合評価 マイケル・マン監督としては『アリ』、『インサイダー』、 『ヒート』『ラスト・オブ・モヒカン』などがあります♪^-^
最終更新日
2005.06.15 23:58:55
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2005.06.12
テーマ:レンタル映画(809)
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2035年シカゴ。人類の長年の夢であった人間型ロボットを完成させたロボティックス社は家庭用ロボット'NS-5’の発売を目前に控えていた。
そんなある日、ロボットの開発に携わったロボット工学の権威、ラニング博士が謎の死を遂げる。自殺・・・或いは他殺なのか? ラニング博士と交流のあったシカゴ市警のスプーナー刑事(ウィル・スミス)は、博士を殺したのはロボットであると主張する。 しかし既にロボットへの信頼が確立されている時代、世間も上司バーギン警部補もスプーナー刑事の言葉に耳を貸さない。 更には開発に携わったロボット心理学者の美女カルヴィン博士(ブリジット・モイナハン)もその主張を退ける。 ’NS-5’には『ロボット3原則』が搭載されていると言うのだ。 その『ロボット3原則』とは・・・1、人間に危害を加えない。2、人間の命令に従う。3、前の2つに反しない限り自分自身の身を守る。 行き詰まるスプーナー刑事の前に一体の’NS-5’が現れた。 明らかに他の’NS-5’とは異なる行動を取るロボット。 彼の正体は一体??? 2004年に公開された本作は、ご存知SF作家の巨匠アイザック・アシモフの作品をモチーフにした近未来アクション大作です。 ロボットをテーマとした作品としては『ターミネーター』、『ブレードランナー』、『A.I』、『ロボ・コップ』、そして同じくアシモフの作品を原作とした『アンドリューNDR114』などを思い出します。 そういえば『エイリアン2』でもビショップというロボットが出てきましたね♪ 作品はそれぞれ個性的ですが、ロボット達の’人間の感情を持ちたい’、もしくは’人間になりたい’といった苦悩・願望や、人間がロボットをどこまで信用できるか、といったテーマはどの作品も共通ですね。-_- ちなみに原作でアシモフの提唱した『ロボット3原則』は工学分野に与えた影響も大きかったとか。 残念ながら今から十数年前に還らぬ人となりましたが、ロボットシリーズだけでなく、銀河帝国興亡史シリーズでも映画界に絶大な影響を及ぼした偉大なる人物です。 アシモフ作品にご興味のある方はぜひ検索して見てくださいね~♪^-^ ・・・不親切でゴメンなさい。+_+ ![]() ★☆☆☆☆ 総合評価: コンバース・シューズのヴィンテージ・シューズにもご注目!
最終更新日
2005.06.12 21:27:41
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2005.06.08
テーマ:レンタル映画(809)
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看護士としてシカゴの病院で働くグレッグ(ベン・スティラー)は、付き合って間もないパム(テリー・ポロ)との結婚を決意する。
しかしパムいわく、まずは父ジャック(ロバート・デ・ニーロ)と母ディーナ(ブライス・ダナー)の承諾が先決。 グレッグは不安を胸に彼女の両親が住む高級住宅地へと向かった。 まずは出だしから空港で荷物が紛失するなど最悪の1日が始まった。 ジャックの気をひきたいグレッグだったが、些細な行動の全てが裏目に出てしまう。 グレッグは猫が嫌いだったがジャックは大の猫好き。そしてグレッグが折角買ったプレゼントもジャックは気に入らず・・・。 落ち込むグレッグが部屋で気付いたのは不思議な設備、そして謎の写真・・・。 実はジャックは元CIAで、スパイを暴く心理尋問のプロフェッショナルだったのだ。 グレッグに付きまとう想像を超えた不幸! 果たしてグレッグはジャックの信頼を得られるのか? またもや久々の更新です・・・。+_+ すっかり手抜きになってしまってゴメンなさい。>_< 先週末に気分転換に借りた映画のご紹介です。 スカッと笑いたいトコロでしたが、ベン・スティラーの役柄があまりに不幸過ぎて かえってストレスが溜まり、笑えませんでした。T-T 一方、デ・ニーロの親バカっぷりは面白かったです。 こうしてどこか’抜けた’役もシリアスな役もこなせるのはホントに凄いですよね♪最近はお笑い系が多いようですが・・。 今度は『アナライズ・ミー』でも観てみようかなっ! ![]() ★☆☆☆☆ 総合評価 監督はジェイ・ローチ。 『オースティン・パワーズ』シリーズの監督です。^-^
最終更新日
2005.06.09 00:32:10
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2005.05.31
テーマ:レンタル映画(809)
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3人のエンジェル、ナタリー(キャメロン・ディアス)、ディラン(ドリュー・バリモア)、アレックス(ルーシー・リュー)が帰ってきた。
今回の任務は拉致された米警察の要人カーター(ロバート・パトリック)の救出。 容易に救出に成功するエンジェル達であったが、実は犯人の真の狙いはカーター本人ではなく彼の隠していた組織犯罪の証人リストであったのだ。 犯人の意図に気付いたエンジェル達・・・しかし組織犯罪の証人リストの中には、昔の恋人シーマス(ジャスティン・セロウ)の殺人を証言したディランの名も見られたのだった。 動揺するディラン。バランスを崩すエンジェル達の前に強大な敵が現れた。 その敵とは元エンジェルのマディソン(デミ・ムーア)だった。 彼女はチャーリーへの復讐を企てていたのだ・・・。 どもっ!このところバタバタしていて、すっかり更新が遅れちゃいました!+_+ スミマセン。T-T さて以前に紹介した『チャーリーズ・エンジェル』の第二弾!2003年の作品です。 今回もお色気たっぷり、アクション満載でまさにフルスロットルというタイトルがぴったりの作品です♪^-^ 前作同様に中身が無いとか、アクションがCGばかりで迫力が無いとか、かなり厳しい意見も多かったようですが、まぁこの手の作品は出演者、キャラクターをどこまで受け入れられるかにかかってますよね。^-^; リアルタイムのTV『チャーリーズ・エンジェル』は勿論知らないので、私的にはこの3人のイメージが定着しました。これはこれで楽しいのではないかと思います。^-^; とはいえ3人の女優ともそんなに好きという程ではないので、一回観ればOKで、DVDを買おうとまでは思えないですけど・・・。>_< 製作は前作に続きドリュー・バリモアという事で、またして一番オイシイ場面を持ってってしまっています。う~ん、やり過ぎ??? >_< ![]() ★☆☆☆☆ 総合評価 監督も前作に続きマックジーが担当してます。
最終更新日
2005.05.31 23:49:16
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