|
テーマ:★旬の和食や茶懐石料理(365)
カテゴリ:ランチしたお店&カフェ
女子大時代の友達が 横浜、豊田、奈良から静岡に来てくれました。 ランチは静岡駅から徒歩数分の「浮月楼(ふげつろう)」のレストラン「浮殿(うきどの)」。 江戸幕府第15代将軍・徳川慶喜が 大政奉還の後、明治2年から明治21年まで 住んでいたお屋敷跡として 静岡の人たちに馴染みのある場所です。 繁華街の中に、緑に覆われたどっしりとした佇まい。 「徳川慶喜公屋敷跡」の石碑があります。 元々は4,500坪以上あり、区画整理で削られたのですが 現在は2,000坪以上あるそうです。 徳川慶喜は大政奉還後、旧幕臣の渋沢栄一が用意した代官屋敷に住んで、
京都から呼び寄せた6代目小河治兵衛に庭園を作らせました。 新しい1万円札になる「渋沢栄一」さんは 靜岡にもご縁があったんですね^^ 料亭になったのは1,891年。大勢の著名人が来ています。 伊藤博文公にも「薫風閣」と称えられたんだそうですよ。 友達を案内して 池の周りをぐるりと1周。 「靜岡にこんなところがあるのね」 「京都は観光客でいっぱいだけど ここは静かでいいわねぇ」 3人とも静岡駅で降りたのは初めてなので 靜岡ってホントに通り過ぎる駅なんだわ(^_^;) 稲荷神社もありましたよ。 これは慶喜公お手植えの「台湾竹」。 ランチ時間の少し前に着いたので お庭を拝見して浮月楼にも入りました。 玄関のお軸と生け花。 八重のカサブランカが素晴らしくいい匂い。 ピンクの花木はカルミアで 別名西洋しゃくなげですね。 左側が、慶喜公の資料館になっていました。 慶喜さんはハイカラで新しいもの好き^^ ゆっくり見たいのですが、予約時間もあるし こちらは1,611年(慶長16年)に スペイン国王から寄贈された家康公の時計です。 徳川慶喜公は大政奉還したんだから凄いわよねと話しながら「浮殿」へ。 「浮月楼」で食べたいところですが6,000円からなので 「浮殿」の「浮殿弁当」2,500円にしました。税金がついて2,700円になります。 お茶は何度も取り替えてくれて、お料理はマグロの山かけや折戸なすのはさみ揚げ、 湯葉や生麩など美味しくいただきました。 平日なので ドリンクとデザートがサービスされました。 コーヒーと抹茶ムースです。 去年の10月、半世紀ぶりに京都で同窓会をして 1年後に海外旅行しようよ って約束をしたので この日は旅行の相談で集合。 「旅行日程も出ているし 満席になる前に早めに決めよう」と私が言ったのが5月24日。 「LINEで打ち合わせるより みんなに会いたいし 会って話したい」とクリちゃん。 1週間後の5月31日に3人が靜岡に来てくれたのですから 動きの早いおばさん達でしょ(笑) 日にちを決め、電話し、私は帰宅後前泊のホテルをネット予約し、 クリちゃんは旅行会社にFaxを送信してくれました。 私達は4人がけテーブルでしたが、テラス席は新緑を見ながら、これもいいですね^^ 打ち合わせが終わって、場所を変えてホテルラウンジで紅茶を飲みながら 4時過ぎまでお喋りしました。 半世紀のブランクがあっても 1人1人がどんな道を歩いてきたのか知らなくても 瞬時に学生時代に戻れる友人達と これから先の自分の人生を一緒に楽しめるって 何て幸せなんだろうと思った1日でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[ランチしたお店&カフェ] カテゴリの最新記事
|