今日も一日

2011/09/21(水)09:43

学級通信

避難先にて(29)

子ども達、避難先の小学校で1学期を過ごし、 昨日終業式、転校手続きも終えました。 最後の日に娘がもらってきた学級通信。 我が子を向かえるにあたっての心遣い、 学校での子どもの姿が、 丁寧に丁寧に綴られていました。 “・・・6月のある日の日記に  「先生、わたしはちゃんと泳げていますか?  泳げるようになって、津浪にかちたいです」  という文がありました。  ・・・がんばって練習に励む○○さんは、  そんな思いをもっていたんだと初めて知りました・・・” 先生、素敵な時間を作ってくれて、 本当にありがとうございました。 こちらへ来てからの娘、 癇癪を起こしたり乱暴になったりと、 兄はさんざんな被害を被っていますが、 (いや、ホントに、彼は不憫でしたがね^^;;) 一日の8割は明るく面白く、社交的で、 私は彼女の笑顔に随分救われました。 でも、やっぱり心にあったんだ。 いや、あるんだ。 これはみんなにあることでしょう。 「被災地の子ども達」とひとくくりにされるけど、 みんなみんな、違う苦しみを抱えてる。 私も抱えてる。 それは、究極には本人にしか分かれない。 でも、 寄り添うことはできるはず。 そして時間の力を借りて、薄められたら。 それが心の復興につながると、信じています。 まずは、大切な家族からですね。

続きを読む

総合記事ランキング

もっと見る