2011/09/21(水)09:43
学級通信
子ども達、避難先の小学校で1学期を過ごし、
昨日終業式、転校手続きも終えました。
最後の日に娘がもらってきた学級通信。
我が子を向かえるにあたっての心遣い、
学校での子どもの姿が、
丁寧に丁寧に綴られていました。
“・・・6月のある日の日記に
「先生、わたしはちゃんと泳げていますか?
泳げるようになって、津浪にかちたいです」
という文がありました。
・・・がんばって練習に励む○○さんは、
そんな思いをもっていたんだと初めて知りました・・・”
先生、素敵な時間を作ってくれて、
本当にありがとうございました。
こちらへ来てからの娘、
癇癪を起こしたり乱暴になったりと、
兄はさんざんな被害を被っていますが、
(いや、ホントに、彼は不憫でしたがね^^;;)
一日の8割は明るく面白く、社交的で、
私は彼女の笑顔に随分救われました。
でも、やっぱり心にあったんだ。
いや、あるんだ。
これはみんなにあることでしょう。
「被災地の子ども達」とひとくくりにされるけど、
みんなみんな、違う苦しみを抱えてる。
私も抱えてる。
それは、究極には本人にしか分かれない。
でも、
寄り添うことはできるはず。
そして時間の力を借りて、薄められたら。
それが心の復興につながると、信じています。
まずは、大切な家族からですね。