仙燐眼

今日は日記帳とプロフィールの写真を新しく換えてみました。
ここの海の風景はとっても気に入ってます。

私はほとんど泳げないのですが、
水の流れを見ていると
心が洗われるようです。

だから、泳ぐよりも海や川の動きを見ているのが好きです。


高木乗氏の書で何度も言ってる言葉が。


「人間は生まれながらにして運命の強弱がある。

それは種子の良し悪しと同じ。

植物の種は
栄養物をもたず、小さくぺしゃんこで
外の皮だけだったら発芽することもないし、
また発芽しても容易に育つこともできないと同じ理だ。

人間も同じで
生まれたときに、その体の内部にそれが生育するだけの体質量をもってるわけだ。

これは、どんな人でも避けることができない運命の約束事なのだ。
この約束事を越えて、その人が、向上した運命、幸せな運命をたどるには、そこには
なみなみでない努力なり、
補修が、積み重ねられねばならないのだ。」

そう、

この補修こそが
全てに打ち勝つための武器なのだ。

社会人として強く

正しく

社会的なモラル

道徳

いわゆる法律以前の諸問題を

より誠実に生きている


か否か

そうした精神的行為のいかんをもって、
その人の運命、ことに開運の基盤とするのです。


運期の波に乗りうまくいってるときでもこれは忘れてはいけない。

目の前のあさましい欲望だけを先にして生きていけば
どんなに良い天命を持ってる方でも
崖から突き落とされます。


また、テレビの報道で聞くような不運な事件は
人事ばかりではなく、
いつ自分にふりかかってくるか分からない身近な問題なのです。

生きていくための知恵を身につけていく
ということは自分のため。

時代に合った考えや傾向を読み取ったり
その中での法律的な結論がどうなるのか
そのくらいの知識を持ってないと
いざという時に
立ち上がるための補修もできないことになるのです。

人の一生通じて
良いときがずっと続く人なんていやしません。

必ず強弱があります。
まさに
あざなえるが縄の如しです。

この波を繰り返して生きてるのです。


例えば
「ありがとう」
この一言さえもちゃんと言えない人がいます。

自分のことでいっぱいいっぱいだと、
自分の思いを伝えるのが精一杯で忘れてしまいがちだけど、

感謝の気持ちを伝えることで

　　再び

のチャンスを与えられるか、

又は
二度とそのチャンスは無くなってしまうか

その瀬戸際でもあります。

小さな事の積み重ねから自分自身の補修をしていく、
これが、次の転機の向きを大きく変える種となるのです。