仙燐眼

2005/01/07(金)21:52

娘から夫の浮気現場について知らされて・・

♀と♂(23)

テレビの法律相談ですごい実話を見ちゃった。 小学校になる娘の担任の女教師と夫が 実はデキテいて 妻はそれを知らなかったのに 丁度妻が留守中に 娘が浮気現場を目撃してしまう・・ 父から口止めされて その後、暗く思い悩む小学生の娘は・・ 学校にも行けず、 食事も喉を通らず・・の毎日。 でも、とうとう母親に告白!!  ここまで見ていた私は 娘のその勇気につかの間喜んでいた。 一人で抱え込んで 父の前でも笑えない、学校にも行けない・・ 小学生の子供にそんな重いものしょわせては その子が潰れてしまうだけ・・ さぁ、この後のお母さんの反撃はどう出るのかしら? と・・ワクワク・・・。 普通の浮気は大人だけの世界が多く 大人だけの会議で終わってしまう。 子供が本当に知らされるのは 親の後が多く でも今回は子供からの告知により 母はその事実を知ったのだから 最終的にも 修羅場中にも その結論を見せなくては親としてのしめしがつかない! ってもんだぁな。 母親は担任の女教師に電話して 子供の最近の状態がおかしくふさぎこんでる事で 相談したい、と持ち込んだ そしてその晩に 家に来て欲しいと誘った。 そして 女教師のご主人にも連絡をし 重大な相談をしたいと同じように誘っていた。 さぁ・・・ その2対2プラス娘の会議・・・ 浮気を続けていた当の両人たちはドギマギの中 母親はその事実を言い果てた。 「この人たちは私たちの知らないうちに ずっと浮気をしていた、 娘がその現場を見て 先生とお父さんが裸で抱き合っていた・・」と。 それを知った教師の旦那さんはうろたえ・・ 母親は勝利の高笑い・・・! む~~~~~、 そうか、娘の前であえて全てを暴露し 大人の修羅場を見せて決着つけるなんて 潔いではないか!! もちろん母親の心は傷つき 何も知らずに 子供からそれを知らされるなんて なんともショッキングなことだったろうに違いない。 しばらくは思い悩み、心の中でどう処理するべきなのか そしてその後の夫婦として どうあるべきか、 きっと母親は考え抜いて悩み抜いての結果だったはず。 もし、 そのまま、夫だけにその事実を知らしめていたら どーーだろう。 「ごめんなさい!もうしません!」 と泣きながらも 反省されて戒める・・? それとも開き直りで 「全く思い当たらない。勘違いだろう・・」 なんてとぼけられる・・? どっちでも きっと浮気のほうは今度は影で続くこともありそう・・ ならば、あえて お互いの夫婦を揃え 目撃者もいる場で公表するのがいい手だったかもしれない・・。 お灸をすえる という意味でも強烈に効きそう。 しかし、 その後の母親は別の行動に出た。 女教師が 「だって!   あなた、私を全然抱こうとしてくれなかったじゃない?!     だから・・あたし・・!!」 「おまえ・・やっぱり、嘘でないんだな?    仮にもおまえは教師なんだぞ!」 そこで 主役の母親が・・!   立ち上がり、 「私たちはずっと騙されていたのよ!     どんな気持ちになるのか知らしめましょうよ    同じこことを今からやってやろうじゃないっ。」 そして 女教師の夫を立ち上がらせ その場で熱い口づけを交わし・・ 「さぁ、続きを・・。」 と2階のベッドルームへ二人で足早に去っていく (というか母親のほうのが、 教師の夫を引っ張っていった) しばらく残された者たちは呆然・・・ しかし、これではいけないっ、と 追いかけ、 ベッドルームのドアに強くノック・・ 果てにはバッドで 突き破って ドアをこじ開けた。 既にことは終わった二人の裸の光景があった。 これが作り話でなく 実際に弁護士の元に相談にきた案件だったという事です。 この後の二つの家庭はどうなったのか・・・ 結局、生徒の父親と関係を持ってしまったのが 学校に発覚し、 女教師は転任となり、 もう一方の家庭は一年をかけ離婚に。 そして 小学生だったあの娘さんは そのことがトラウマとなってしまって さらにひきこもるようになり、 祖母の方に引き取ってもらい養育されているということ。 実際の人間の生活には ドラマよりも怖~~い事実がありがち。 しかし、考えさせられた内容でした。 娘さんの気持ちを思うと 本当に残念でならない・・ 母親を信頼して やっとの思いで打ち明けた事が引き金になり 余計に亀裂が走ってしまった事や 父親の裏切りにも増して その母親の強烈な仕返し。 感受性が強くまだ未発達で多感な時期に こんな衝撃的な事実はあまりにも耐え難いことだろう。 母親は夫の裏切りは許す事が出来ないと思っていたのだろう。 もう二度とやり直すつもりはない という決心がそこにはあったのだろう。 だからこそ、 そんな大胆な行動に出たのだろう。 目には目、刃には刃 同じ事を知らしめれば 同じ痛い気持ちになるだろう。 そのくらい痛めつけたかったのだろう。 しかも、 夫にだけでなく 相手の女教師にもそれを知らしめたかった。 でも、 他に手段はなかったのか? 夫婦として破壊したことへの戒めは必要かもしれない。 でもその犠牲者に 大事な娘がいることを忘れないで欲しいと思った。 家庭内会議で発表したことには エールをあげたかったが、 その後の始末が、あまりにも・・・ 可愛さあまって憎さ100倍、とはよく言ったもの。 最後の仕上げがマズイと 必ず後も引いてしまう。 結局、慰謝料を多く払ったのは 女教師の方だったのだが、 (不貞の回数がそっちのが多く 母親のほうはその時の一回のみだったから) 精神的なダメージやその後の生活についてのマイナスは この最後の仕上げを悪くしてしまった方ではないだろうか。

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