仙燐眼

2005/01/07(金)21:24

方言も個性のうちね。

雑念(55)

昨日、大阪の友人から久しぶりに連絡があった。 メールはあるものの声を聞くのは実に一年ぶりだった。 彼女の関西弁はとても早口だが 親しみやすく又、凛とした響きがある 婚姻中に四国に居たことがあり、 その頃に仕事で出会ってからの彼女とのお付き合い なぜかしら関西の女性は枯れ声の方が多いように思うのだが (どうしてか、たまたまなのか、本当にそんな女性が多かった) 彼女の声は細くしっかりとした音調で 少し京風のような落ち着きのある関西弁だ。 四国弁は どちらかというとこの関西弁に似てる だから、 四国弁をマスターするとこの関西なまりも 同じ種類のような気がする。 初めてこの言葉に出会ったとき なんて乱暴な言葉を使うのだろうと驚いた 女子高生でかわいい顔をした子たちが バスの中で話す四国弁がなんて 男らしい話し方をするんだろう、と仰天したもんだ。 しかし、いずれにか慣れてしまい 子の影響もあり 自分も同じような使い方をするようになった。 そして、東京の標準言葉よりも そちらの関西や四国の言葉をあやつるほうのが 楽になってしまった。 東北弁 (北海道弁) 名古屋弁 関西弁 九州弁 沖縄弁 代表的なものでこのくらいしか知らないが 何だか地方弁で話すのを聞くのは心地イイ 熊本弁はとってもわかりにくいのだが、 それでもなんかあったかい気がするし、 東北弁のズーズー弁も可愛い気がする (父は東北なまりだった) これもひとつの個性だと思う。 どこの方言でもいいが、 その人の言葉の操り方でニュアンスが違ってくる 私は、四国でであった関西人はほとんどが 枯れ声で早口で ドスの利くような話し方をしていて おまけに人のプライバシーにどんどん踏み込んできたので 正直、スキになれなかった。 でも 彼女に出会って、そうではないことを知り 関西弁でも話す人により、印象の違いがあるもんだと。 これは 東北弁でも同じで 乱暴に使う人により 印象はダメになってしまうし、 一生懸命分かってもらおうと話してるのを聞けば 又印象も変わる。 要するにこの言葉を操るその人の心の現われであると。 方言を良くも悪くも操れるのは やはり、その人次第ともいえる うまく操れればそれも個性となりえる

続きを読む

総合記事ランキング

もっと見る