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恋心とは突然降って湧いてくるような思い。
ほのかな炎がやがて熱くなり 相手のことが自分の気持ちでいっぱいになってしまう。 自分を見失い、 相手も見失い、 ただ、恋心に没頭する。 相手の居所、どんな事を今しているのか 同じ時間の共有に束縛する欲望に苛まれ 常に心もとなくしてしまう。 もう、この年になると そんな恋心だけに生きていくだけの体力も無くなってしまった。 恋というよりは 安定と安らぎが欲しい。 不安定な緊張した時間よりも 疲れた体や心が癒される空間を共有する相手のが貴重だ。 そんな風に思うようになったのは もう10年以上も前からにある。 元々の夫がそんなタイプではなく 相手の時間から生活全てを縛るようなタイプだったから 子供たち含め 安らいだ時間の貴重さを痛切に考え それを共に構築してくれるパートナーがいれば それだけで幸せなのでは、 と常に考えていた。 だから、はっきり言って恋は邪魔でもあるかもしれない。 もし、突然にドキッとした恋が芽生えたにしても 私は、それに全てを捧げることはあえてしないだろう。 それよりももっと大事なことを知ってるから。 安定とは、生活できるためのお金だけではなく 欠けたものをお互いにうまく補えたり 疲れたときにすぐに横になれたり そんな普通のことが出来る場のこと。 何にも変えがたい と、思う。 だから、先にその安定が見えなくては私は進むことが出来ない。 今更、燃えるような恋に出会ったら、 私はその先の答えを早急に見つけようとするだろう。 そしてどう交わすべくか、 議論の末 先が見えなければ止めてしまうだろーーな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.01.07 20:50:02
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