仙燐眼

占いを表向きでお休みして半年以上にもなるが
まだ、再開をするつもりはないのです
まだまだ、という気が大きい。


最近、陽史明の四柱推命を読んでる


私が占う流派とは違うが
共通点も多く
学ぶ点も多かった。


その中で
とても感銘した文章があった。

その一部を。



特殊な世界での成功はかなりの「命のかさあげ」となって見えます。

命は低くても
生家が代々の芸能人ゆえに名をあげ
財もそこそこ出来た、という方は非常に多いのです
芸能人に限らず、
相撲界や限られた特殊なスポーツ界、
時には作家、歌舞伎界にも。

政治家にもたくさんおられます。
小泉氏も。
彼は、年支の喜神での生家ですが
あの30年の忌神運をもって
普通の環境の方なら到底首相にはなれません。

しかし普通の方なら
彼のように早く父を亡くし、骨肉の争いをしていないでしょう。
生まれたわが子とのまともに顔も見ない離別や
離婚での争い、その後の独身生活といい、
政治家の地位に留まっていたゆえの犠牲でもあります。
普通に推察すれば
「経済的には不自由で
まぁ離婚くらいはあるでしょう」となります。

命が高くなくても「一見成功」は
有名芸能人の驚くほどの短命さに明確に現れています
離婚のたびにスッカラカンになっていた方たちは
そういえば長寿でしたね。

言えることは
「一生いい運を行く方法は皆無です」という事です。

運は悪い時は動かず
良いときには積極的に行動する
という消極的な運を変える方法から奇問遁甲などで
積極的な方法もある


有効なのは
初運の悪い方は
先の運のための勉強や糧として
苦労を財産とすることです。

初運が良くて先が良くないかたは
今の運に慢心しないことが重要で
そうでなく先のために
計画を立てて
「今の運の糧を先まで持っていく」ことなのです


★★

この文章にはいろんな意味が含まれてるけれど

私が感じたものは


人の命とは
一生を通じて平均的な力を与えてくれている
という事だと思う。


いいときもあり、悪いときもあり
それが縄のでこぼこのように平均的にあるという事。


占いは統計学だといわれるが

的中率は100％だと思う。


つまり
流れというのは100％決まっていて

但し、
それを活用するのも
選択するのも
自分だけの意志

その時に、決断するか

しないか

耐えるか

それとも、別の道を選ぶのか


その50％の決断に
その後の流れが作用してゆくのだ。



有名人を鑑定していると
よく、ハッ？？とする事があった。

なぜに
こんな四柱を持った人が成功したのか？


それは
人生は総合的に平均している。


異例な社会での成功の裏には
別の孤独か体での支障があったりする。


二代目芸能人や三代目・・とかで
同じ道で有名になった人たちは
本当は満足感など
ないのかもしれない。

おまけに
なんとなくその道に入ったのに
プライベートな時間や行動を制限され
不本意なことばかり

それら有名税があるからこそ
その活躍のテコがつり合うというもの。


そんな事が明らかになると


平凡であるほうが
どんなにか幸せな気がする。