仙燐眼

2005/05/13(金)17:37

やんちゃな叔母ちゃん、さようなら。

雑念(55)

とある早朝、電話が鳴り 叔母が突然亡くなった事を知りました。 身内では既に亡くなった経験があったので 告別式までの経験はあったものの 身近な人が突然亡くなることは誰にでも悲しい知らせ。 近隣に住む叔母は母と一番仲良く よく電話を受けたもので この正月にも会っているので なかなか突然の死は受け入れるのには馴染めない 叔母とは何度か会っていたけど その娘さんたちとは疎遠で お通夜で会ったのがなんと15年ぶりだった。 積もる話はあるものの 話すタイミングもあまり無く 最後のお別れとなった。 叔母さんの遺体に花を添えるときに お気に入りの赤い可愛い服が入っていて 私は、そのポケットに そっと封筒を入れた その中には少しのお札を入れて 思いを託した。 きっと叔母さんの魂は式の間中 同じ部屋にいたはず。 みんなを見つめ そして自分の遺体を見つめていたのだろう。 自分の体を焼いてしまうまでに 本当の別れを告げなくてはならない。 どうか未練を残さずに 綺麗に飛び立って欲しいと思う。 お金はあちらの世界では心強いものだろうと思う きっと無駄にはならない だから、持たせるものだと思う 焼いてしまう事で あちらの世界に一緒に持っていってもらえる 今まで 叔母さんを応援してきた魂があり それに出会ったときに 今度は叔母さんが 私たちの陽の世界にパワーを送ることになるだろう。 死因はくもまっか出血で 本当に早かった。 まだ、いろんな思い残しはあるだろう。 でも、これからはそれを断ち切ることから始まるのだ。 余分なものを全て剥ぎ取った叔母ちゃんで スタートしなくてはならないのだ。 逆に余分なものに しがらんでいるといつまでたっても 上に昇ることができない そんな時 現金が扉を開けるチャンスを作るかもしれない 分からないけど そんな使い方もあるような気がする。 早くどんどん上に上がって欲しい 叔母ちゃん、 お札を握ってニコニコして 手を振るような姿が頭をかすめるような気がする (自己満足かもしれない・・が) 叔母ちゃん、バイバイ~~♪

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