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カテゴリ:非日常
人生最初の記憶である父の大きな手を握り、
心の中が空っぽになるほど泣いた。 酸素吸入を付けながら「退院のめどについて何か聞いているかね?」と 嬉しそうに聞く父。私はあなたを想うと心が押し潰されそうになります。 大好きで、愛して愛して愛して…そして愛されてましたよね、私。確かに。 ベッドが起こせるようになった時 「今日はなんだかいいかんじー!」と微笑んだ顔が忘れられません。 このまま、退院に向かうと確信した嬉しそうな顔。 最後の夜。「じゃあ、帰るね、また明日ね」と言ったら、コクンと頷き、 そして、二歩ほど離れた私に「帰っちゃうの?」と言うんだもの。 あれは、すごい攻撃です。よけきれません。なかなか帰れませんでした。 泊まれば良かった。帰らなければ良かった。(完全看護だから駄目だけど…。) ずっとそばにいて、もっともっと背中をさすってれば良かった。 でも、眠るように逝けて良かった。 ありがとう。ありがとう。ありがとうございました。 あなたの娘にして頂けて、本当に幸せでした。 そして、待っててね。いつかまた、そちらの世でね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年08月04日 23時58分43秒
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