秘密基地

2009/09/30(水)07:53

新婚「茨城編」 5

闘病の頃のこと4(8)

■■■■■ 初めていらして下さった方へ。 ありがとうざいます。 現在、1999年を振り返っているところです。 基本的に日々、完結ですが、 一連の闘病含む回顧は8月11日の日記から始まっています。 そこから「次へ」で進んで読んで頂けると、 (間に現在の日常日記が挟まれますが…) わかりやすいかと思います。 読んで頂けたら嬉しいです。    ■■■■■ 新婚「茨城編」 5 ドクターから要再検査と告げられた私は 深い淵に沈んで行くような気持ちになりました。 どうしようもない絶望感で、誰にどう助けを求めればいいのか…。 その夜、夫にできるだけ軽い感じで ごめんねー、再検査が必要だってー。と報告をしました。 再検査は場所を特定するためだけで、手術になりそうだと。 夫は一瞬の沈黙もなく、 「そうか」とにこにこしています。 そして 私をぎゅーっとして 「大丈夫。絶対にオレが治してやる。絶対。  何も心配するな。」と、 ほんとに、ずーっとにこにこしながら言ったのです。 私は本当にホッとしました。 夫が悲嘆しなかった…とか、そんなレベルじゃなく、 そうかー!みち君が治してくれるのかー!!的な めちゃくちゃ希望的な確信。 ぎゅーっとされながら、心底ほーっとしたのです。 そっか。私、治るんだ。 死なないんだ。 死ねないよ。 その夜は4月だというのに、異常に寒い夜でした。 二人で散歩に出ました。 まだ20時頃でしたが、下館の20時は人通りゼロでした。 街路の桜がライトアップされていてその下を二人で歩きました。 その時、天から真っ白いものがチラチラと降ってきました。 4月の雪でした。 桜に当たってるいるライトに降ると、熱で一気に水蒸気となり、 桜の周りだけに「もや」がかかりました。 チラチラふる雪と桜の花びらとモヤに包まれて、 今思い出しても信じられないような幻想的な光景でした。 一生わすれられない夜でした。 つづくよ。 こっからだよー。 いつも本当にありがとうございます。 今日から楽天ランキングにも入れてみました。 楽天ブログランキング ↑ これです。 本当、すみません。 お好きなのを(全部だとすごく嬉しい) ポチってして頂けると嬉しいです。

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