高野山
10月26~28で高野山へ行ってきました。アラフィーの4人組「れどき・えぬちゃん・里江ちゃん・私」で。私と里江ちゃんは、夕方まで用事があったので、18時東京発の新幹線で、大阪のれどき宅に22時近くに到着。その夜、私とれどきの誕生祝いに、里江ちゃんとえぬちゃんが、美しいケーキを用意してくれてました。(東京で、里江子がこっそり買っておいてくれたケーキ。 そんな事とは知らない私は、旅慣れてるはずの里江子が大きな紙袋に セーターとか入れてきたから、新幹線で網棚に上げながら 「一体どーした!?変な荷物」とか思ってた…ごめん)食べられるお花が閉じ込められた美しいババロアケーキ!!お誕生日おめでとうプレートものってる♡ローソク立てて、れどきのダーリンも含めて全員で「ハッピーバースデー♪」熱唱。ああ、50代の誕生日も子供の頃と同じに嬉しい。ブラボーだぜ!翌朝早くに、れどきの運転で高野山へゴー!!大門から金剛峯寺などを丹念に見て歩く。ここに書ききれないほどの偶然が重なっての今回の旅。お天気も最高で、言うことなしの高野山でした。宿坊に泊まったので、28日は早朝6時半から朝の勤行。お経を聞きながら正座で30分以上。痺れたの痺れないのって…地獄を垣間見た思い(罰当たり発言ですみません)でした。朝食後、奥の院まで歩いて行き、お大師さまのお食事を運ぶところを見たりしたよ。見事な紅葉の澄んだ空気の中、しあわせを体感。ありがたし。狭い格子戸の中に飾られた大きな石が、「心の優しい人には軽く持ち上げられる」とあり、小さな口から手を入れて、エイヤっと持ち上げ、「やったー、軽く持ち上がったよ!」と言った瞬間、取り落とし、己の左手中指直撃。いや、マジで潰れたかと思ったよ…ゆび。持ち上がった瞬間に後ろに並んでる人たち(知らない人たち)に向かって「やった!私、優しい人です!!」などと放言したもんだから、調子に乗るなとの、お大師さまの思し召し……か…?その後、本当は午前中には高野山を出発する予定が、「13時から餅まき」の貼り紙に急遽予定を変更。アラフィー4名は、紅白幕の前の群衆に混じって、お餅を待ったのであります。近くにいたら、一つのお餅を仲間内で争うことになる…と、4人ばらけて待機。(どんだけ本気なの、私たち…)で、一人でドキドキわくわくして、いよいよお餅まき開始。両手を上げて伸び上がってたら、なんと…お餅が鼻に直撃。もう、目から火花が出たって感じ。あまりの衝撃でしゃがみこんだところに、落ちてきたお餅を一つひろう。むき出しのお餅たちが降ってくる。だけど、みんなすぐに拾われてしまう。やっぱり、ダイレクトキャッチするべきなのか…。でも、もう怖くて手が伸ばせない。あんなに痛いのはもうヤダ。それでも…お餅は欲しい。この恐怖と欲とのせめぎあい。つらい。で、小さな袋を取り出して、頭上に掲げ、頭は引っ込めて心の中で思う「お大師さま、母に一つだけ頂きたいです…」(夫はお餅が嫌いだからさ)すると!なんと!!そう思った途端に、ビニールに入ったお餅が(普通はむき出し)袋の中へストンと入る。もう、ビックリ。妙なところが潔癖症の母にピッタリのビニール入り!あまりに驚いたので、お大師さまに心の中で感謝を言いまくって、一つだけってお願いしたんだから…と、それでもうお餅拾いの戦線離脱。最初に拾った一つは、後ろの方で見ていた車椅子のお婆さんに、差し出す。めっちゃめちゃ喜んでくださって、こっちまで嬉しくなる。えぬちゃん6個、里江子、れどき3個づつの戦績。私は一つってお大師さまに言ったからいいんだ!と固辞しまくったんだけど、れどきが、自分は二人家族だから…と、一つくれた。ありがと。そして、母には、お餅一つだけど最高のお土産ができた。私は、どうもこういう聖なる場所のようなところへ行くと痛い思いをする。出雲大社でお参りしたとき(今回と同じメンバーで一昨年行った)も、二礼四拍手一礼の儀式で、最初の二礼は大丈夫だったのに、お願いごと色々申し上げてから、最後の一礼を勢いよくやったら、お賽銭箱におでこ直撃。「ゴスっ」という鈍い音。自分でも驚いて顔を上げたら、周囲でお参りしている人全員が私を見てた。恥ずかしさで痛みも紛れたけど……けど…でも…心身ともに痛かった(TT)調子にのるなよ。というありがたい戒めと真摯に受け取って、浮つかず、自分は良い人などと勘違いせず、着々と与えられた場所と時間を楽しく進んで行く所存であります。長々と書いたのに、ここまで読んでくださってありがとうございます。自分で読み返して驚いたよ。ながっ!!!ではでは、あなたに良いこと一杯起こりますように。愛してるよぉ。ありがとう。↑メッセージはこちらからお願いします。