祇園小唄の情景を刺繍する
夏は河原の夕涼み
白い襟あし ぼんぼりに
隠す涙の口紅も
燃えて身を焼く大文字
祇園恋しや だらりの帯よ (祇園小唄 著作権消滅曲)
夜の山を刺繍するのが難しかったです。
なんだか山の部分だけ威圧感があり、大の周りはぼかしたつもりなのにそれもあまり見えてなくてがっかり…
もっとほかに表現方法がありそうですけど、今の私にはまだここまでしかできませんね〜…
年中行事タペストリーの6月と8月の部分が完成しました。
7月の祇園祭は時間がなくてできませんでした。
次は9月の観月の夕べですが、川に映る舟やぼんぼりの光をどう刺繍したらいいか、下書きを描いていた時からこれは12ヶ月の中で一番むつかしいだろうと思っていました。
川の背景の木立を夜の木立の色にすると8月の山とかぶりそうで、なんだか重たくなりそう…
9月は一番後に刺繍しようかな。
今までのはこんなふうになりました。
春の部分はやっぱり華やかです。
6月の竹伐り会式が一番気に入っています。