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2005年06月15日
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カテゴリ:ニュース
おつかれっす。

発行/2005年 6月14日/北日本新聞

 「わたしの望みは死んでからもなお生き続けること」「きっと世の中のため、人類のために働いてみせます」と、アンネ・フランクは日記につづった。「アンネの日記」は、十三歳の誕生日の一九四二年六月十二日から始まった。

 悲劇的な死の後に出版された日記は、世界で五十もの言語に翻訳されている。二年に及ぶ格子がないだけの牢獄(ろうごく)のような隠れ家生活にも、喜びや愛を見いだした。ユダヤの少女の青春記録に込められた戦争と人種差別への痛烈な告発は、世界の人々の心を揺り動かした。

 アンネの訴えを受け止めるかのように、ドイツはユダヤ人へのホロコースト(大虐殺)を忘れない努力を重ねてきた。今年はベルリンに記念碑を建立している。
 大戦で侵略した隣国、ポーランドやフランスと、歴史教科書問題についての研究を、三十年以上にわたって進める。重い過去を直視し、決して過去から逃げない決意を、節目の機会をとらえて、首相や大統領らドイツの指導者は表明してきた。
 翻って日本ではどうだろう。戦後六十年を迎えたが、小泉首相の「靖国参拝」をめぐり、中国や韓国との軋轢(あつれき)が高まる。今度は従軍慰安婦をめぐる中山文科相発言が、火に油を注ぐ。昨年暮れに続き二度目だ。これでは隣国との関係修復の道筋が見えなくなる。


ホントにお約束の記事です。
ドイツの戦後は、そんなに単純でない。
それと、ユダヤの理屈も単純でない。

こういう短絡的で、事件の表層のみを見るような記事は、辞めて欲しいねぇ。

今日の一言
「ゆば記事やなぁ。」





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最終更新日  2005年06月16日 03時48分34秒
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