*sunny smile*

今日は少し遅くなる、ご飯はいらない、と出かけたパパ。
夜、９時ちょっと過ぎにリンを口実に心配で電話した。
…なかなか出ない。どこにいるんだ???

リンが諦めないので、数回かけてみるとやっと出た。
電話越しに、かなりゴキゲンな声。後ろはスゴイうるさい。

「むぅおしもしぃ～？リン君ですか～？
　もうすぐ帰りまぁ～っす」

「…も…もしもし。あたし。大丈夫？」

「………」

「…ねぇ、今どこ？」

「………」

よくもこう露骨に無言状態ができるものだ。

「…」

うるさいな～後ろ。何なんだ？だんだんムカついてきた。

「…もういい。じゃあね」

電話を切ったものの、うつ病の人にあんな言い方なかったか？
心配はつのる。イライラもつのる。…お腹が張る。イテテ。

…あれから、3時間以上たった。12時半。
ウトウトから覚めてギョッとした。
帰ってないじゃん。
携帯を見る。
連絡もないじゃん。
電話してみる。…呼び出し音はするけど出ない。
心配大爆発…何回かけても出ない。
1時回った。
パパどこ行っちゃったの?!
泣きたくなる。お腹が張る。どうしよう…。

実家の母と、パパのお母さんに連絡した。
（夜中だから、メールにした）
実家の母は、パパのウツの事を知っているので、
心配してかけつけてくれた…。
パパの母にも話したばかりだったけど、心配で電話をくれた。

私だから出ないのかも…と皆で電話してみる。と、
パパの母の電話に出たとの事。

「具合が悪くて休んでたって。今は歩いてるみたいだった」

私もしつこくかけていたら、やっと出たパパ。
タクシーに乗っているけど、今何処にいるかわからない、って。
大丈夫なのか聞こうとしても、電話の向こうでゲーゲー吐いてて
話にならない。気をつけて…と電話を切って、母と待った。

2時15分。
無事？なのか、とにかく帰宅。
そのまま寝室へ行って寝てしまった。
…えっ…。
うそうそうそ…。
こんな心配したのって何？
母なんか明日だって仕事なのに来てくれたのに。
具合が悪いんでしょう、それはわかった。
でも、こんなに皆が心配してるんだよ、それはないよ。

これが、病気なのか。
感情のないパパ。
でも、母が心配で帰れないから顔だけ見せて、と起こした。
…長くなったので、明日に続きます。