カテゴリ:笑った日
公園に行くのに、三輪車で…と言い張るリン。
「ママはヒマリちゃんのベビーカー押さなきゃ ならないから手伝えないよ、いい?」 「うん」 それなら…仕方ないか。 公園まではリンの足で徒歩20分程度。 三輪車で行くと、ん~…恐ろしく時間が。 チョットの坂道や段差でも進めないから、 三輪車って大変なんだよね~。 でも、今日はリンが一人で大丈夫らしいから ダメもとで行ってみた。 案の定、段差あり、坂道ありの道のりで 何度「ほらみなさい」と言いかけた事か…。 出発してスグのところで「ママが…(やって)」 ってウルウルになってしまったし。 「大丈夫?ママがさっき聞いたのはこの事なの。 ママはベビーカー押さなきゃいけなくて 手伝えないの。リンが一人でできないんだったら 三輪車は置いていこう。ベビーカーも押して 三輪車も手伝ってるうちに、車が来たら みんな車にひかれちゃうもんね。どうする?」 「自分でできる…」 …頑固だなぁ。絶対疲れるよ~リン君。 楽しいはずの散歩…何故こんなにまでして?? 無言で、ただ三輪車をこいで、一生懸命ついてくる。 目にいっぱい涙を浮かべて。 それを気づかれないように、無理に笑って。 言いだしっぺは自分だから。 自分でできるって言っちゃったから。 ママは手伝えないって分かってるから。 後には引けないんだね…。 始めは「もう~…」ため息ついた私も、何だか いじらしくて、可愛くて、おかしくて…。 こっそり笑ってしまった。 公園でお友達と遊んで、また帰りは三輪車。 もう懲りたかなぁ~。 そうでもなかったりして…。 無事、家に着いたときにはお互いホッとしたな。 「頑張ったね~。こんなに強くなってたなんて ママは気づかなかったよ。すごいすごい」 「お腹すいたね~…」 お昼は、リンの大好きな餃子にしました お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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